「がっかりしましたけど…」カップ戦で3部クラブにまさかの完敗。堂安律は“熾烈”なリーグ戦に切り替え「1つ勝てばトップ4も狙えるし、連敗すれば15、16位まで落ちる可能性も」【現地発コラム】
4本のクロスのうち3本を味方に合わせる
フライブルクの日本代表MF堂安律が好調だ。 ブンデスリーガ第14節のヴォルフスブルク戦で14試合連続のスタメン出場を果たすと、序盤から鋭い動きを何度も見せる。 【動画】堂安律が絶妙のクロスでアシスト 5分、味方のCBフィリップ・リーンハルトが顔を上げた瞬間に相手守備ライン裏へ鋭い出足で飛び出し、ヴォルフスブルクに揺さぶりをかける。17分には右からのカットインでチャンスメイクをすると、ペナルティエリア内でこぼれ球から強烈な右足ダイレクトボレー。枠をとらえたシュートは相手GKに防がれたものの、調子の良さを窺わせる動きだった。 後半開始直後にはペナルティエリア内に入ったところで相手DFの重心をうまく崩して右に外すと、右足でゴール左へシュートを放つ。これも枠をとらえたが、少し勢いが弱くGKにセーブされた。 堂安本人は「右足でのシュートをミスっていた」と試合後に振り返ったが、得点にならなかったとはいえ、この右足でのシュート2本はタイミング的にも、シュートに持ち込んだエリア的にもとてもいいものだった。 「感覚的に考える前にああいう動作が出ているので、いい兆候かなと思います」 61分には得意の形からアシストをマーク。右サイドから中に持ち込み、左足でゴール前へクロスを入れた。走りこんだオーストリア代表FWミヒャエル・グレゴリチュがヘッドで合わせ、チームの3点目となった。 「彼(グレゴリチュ)との連携は、わからなくても感じ合ってるところはあります。縦に行ってシュートというのが前半と後半の最初にあって、相手が中を切るんじゃなくて縦を警戒しているなというのがあったんで、シンプルに中に行ってのクロスというのは非常に有効だったかなと思います」 このシーンだけではなく、堂安のクロスは有効性が高い。準備している相手に対してクロスをいれると簡単に跳ね返されてしまう。またハイボールへの警戒度は高いので、低く鋭いクロスをいれたり、DFとGKの間に鋭いクロスをいれたりとどのチームも工夫を凝らす。 この試合でも、4本のクロスのうち3本を味方に合わせている。優れた数字だ。届かなかった1本も相手DFがフライブルクの選手の前で何とかクリアをし、これで得たCKからフライブルクは先制ゴールに成功しているから、すべてのクロスが非常に高い効果をもたらしたといえるだろう。
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