「世界最強タッグ全勝V」斉藤ジュン、「三冠王者」デイビーボーイ・スミスJr.へ挑戦表明「大みそかの代々木大会で挑戦させろ」…12・8後楽園全成績
◆全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦 2024 優勝決定戦」(8日、後楽園ホール)観衆1517人=札止め= 全日本プロレスは8日、後楽園ホールで「世界最強タッグ決定リーグ戦 2024」優勝決定戦を開催した。 優勝決定戦は、この日、行われた準決勝を勝ち抜いた世界タッグ王者の「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン、斉藤レイと宮原健斗、三冠王者・デイビーボーイ・スミスJr.が対戦。超満員札止めとなった客席が沸騰する激戦は、23分17秒、兄のジュンがサイコブレイクで宮原健をフォールし初優勝を飾った。斉藤ブラザースは、リーグ戦から全勝でトロフィーをゲット。世界タッグ王者の全勝Vは、史上初の快挙となった。 リング上でマイクを持ったジュンは「オレは今年の最強タッグ、全勝優勝したらどうしてもやりたいことがあった」と切り出すと、三冠王者・スミスJr.をリングに呼び込んだ。 そして「大みそかの代々木大会でこのオレ斉藤ジュンに三冠ベルト挑戦させろ」と挑戦を要求し「オレがチャンピオンになったら今年の全日本プロレス、DOOM!で終わらせる」と宣言した。 スミスJr.は、挑戦を受けるか否かをファンに聞くと大きな拍手がわき起こり「全日本プロレスのファンは“YES”。オレも“YES”だ」と受け止めるとジュンは「というわけで決まったな」と確信。スミスJr.は、ジュン、弟のレイと握手をかわしリングを去り、大みそかの代々木第2体育館大会でジュンの三冠挑戦が確実になった。 ◆12・8後楽園全成績 ▼第1試合 世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム決定トーナメント準決勝1 時間無制限1本勝負 【Bブロック1位】○宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.(11分26秒、シャットダウンスープレックスホールド)【Aブロック2位】ライジングHAYATO、安齊勇馬● ▼第2試合 準決勝2 時間無制限1本勝負 【Aブロック1位】「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン、○斉藤レイ(10分36秒、BBQボム→体固め)【Bブロック2位】本田竜輝、綾部蓮● ▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負 井上凌、○関本大介、真霜拳號(6分49秒、逆エビ固め)芦野祥太郎、田村男児、長尾一大心● ▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負 大石真翔、セニョール斉藤、○マイク・D・ベッキオ(7分19秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)MUSASHI●、吉岡世起、黒潮 TOKYO ジャパン ▼第5試合 バカの時代vs北斗軍 10人タッグマッチ 30分1本勝負 諏訪魔、○青柳優馬、鈴木秀樹、佐藤光留、阿部史典(6分54秒、エンドゲーム)大森北斗、羆嵐●、サイラス、ハートリー・ジャクソン、ジャック・ケネディ ▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負 ○挑戦者・宮本裕向(15分01秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)王者・立花誠吾● ▼世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負 【Aブロック1位】「斉藤ブラザーズ」○斉藤ジュン、斉藤レイ(23分17秒、サイコブレイク→片エビ固め)【Bブロック1位】宮原健斗●、デイビーボーイ・スミスJr.
報知新聞社