東京パラリンピック銀メダリスト藤沢潔さんが母校訪問 「人生で一番大事な日は〝きょう〟」【長野市】
東京パラリンピックの車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した藤沢潔さんが、母校の長野高専を訪れました。生徒は講演を聞き、車いすバスケ体験もしました。 長野高専の体育館に集まったのは4年生の学生たち。 ■車いすバスケットボール・藤沢潔さん 「ずっと右肩上がりの人って多分いないよね。一緒です。良いこともあれば悪いこともある」 藤沢さんは母校の客員准教授を務め、定期的に講演会を開いています。 ■藤沢潔さん 「みんなにとって人生で一番大事な日は、いつになりそうですか?僕が思ってみなさんに伝えたいのは、人生で一番大事な日は『きょう』なんですよ」 講演会後は車いすを使った体験会がありました。 基本的な操作を習ったあとは、さっそく試合です。 ■学生 「動かすだけで必死でボール触ったりする余裕はなかったけど面白かった」 ■学生 「普段歩けるのと違って、手でしか動けないのがすごい大変」 ■藤沢潔さん 「自分と向き合うのは4年生大事な時期だと思うので、きょうからぜひ取り組んでもらいたい」 終了後の学生に感想を聞くと… ■学生 「日記を書いて毎日リセットしてから次の日に挑むとおっしゃっていて、毎日を大事に本番の日と思って過ごすようにしたいと思いました」 活躍する先輩から後輩たちは力を受け取ったようです。