【2歳馬ジャッジ】ニタモノドウシが現2歳世代の芝部門最高指数を更新 サラコスティは好内容で勝利
8月18日(日) 新潟2R 優勝馬 シルバーレイン 指数-9 評価AA
大外10番枠から好スタートを決めたが、内の馬を行かせて後方に下げた。道中は後方2番手からリズム重視で折り合いに専念する形。最後の直線を迎えてもまだ後方2番手だったが、残り500m辺りで大外に誘導されると馬なりで徐々に前との差を詰めた。残り300mで母ノームコア譲りの目立つ芦毛の馬体が弾み、ラスト1F地点でもう先頭。そこから一気に突き抜け5馬身差で圧勝した。 この馬はヴィクトリアマイル、香港Cを優勝したノームコアの仔ということもあり、前走の東京新馬戦では1番人気に支持された。しかし、結果は3着。そのときは2列目の中目を追走していたが、頭を持ち上げるほど折り合いを欠いた影響もあり、最後に伸び切れなかった。今回で脚を溜めたのは前走を踏まえてだろう。 今回の指数は1クラス上で勝ち負けとなるもの。母ノームコアも一瞬のトップスピードの速さではなく、長く良い脚を使えることが長所の馬だった。距離が延びてさらに良さが出そうな本馬。新馬戦を不向きな芝1600mでデビューさせたことも今後の上昇を加速させそうだ。重賞戦線で大きな活躍が期待できる。
8月17日(土) 中京6R クァンタムウェーブ 指数-12(ダート) 評価A
6番枠からモタついて進みが悪かったが、すぐに最内に切れ込んで位置を上げていった。1角手前で外から被されると、キックバックを嫌がり大きく頭を持ち上げる場面もあった。そこで好位直後の中目につけたが、そこからもやや頭を持ち上げながら追走していた。 しかし、向正面序盤で外に出るとそこからはスムーズ。3~4角で一気に逃げ馬の外2番手まで上がって直線へ。序盤でしぶとく伸びて残り250mで先頭に立ち、そこで内へ少し斜行したがすぐに修正。ラスト1Fでは外に斜行していたが、あっさり後続を引き離して3馬身半差で完勝した。 レースぶりに幼さはあったが、ここでは2着馬に3馬身半差、3、4着馬にはさらに7馬身をつけており、1クラス上の指数を記録。ダートでなかなかの活躍が期待できそうだ。