【ボクシング】日本ヘビー級王者但馬ミツロ、9カ月ぶり復帰戦KO宣言「帰ってきた姿見せたい」
ボクシング「3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)の前日計量と記者会見が20日、静岡市内で行われた。 今年3月にプロ11戦目で初黒星を喫した日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(30=亀田)はヘビー級8回戦でベネズエラのロスメン・ブリト(34)と対戦する。9カ月ぶりの復帰戦に向けてウエートは120・3キロ。ブリトは100・1キロと20キロ差の戦いとなる。 ミツロは「明日、9カ月ぶりの試合で、みなさんが見たいものを提供する。KOします。国内では未開発の階級だが、魅力を伝えていきたい」と意気込みを語った。 今年3月はWBC世界ブリッジャー級27位で4つの地域タイトルを獲得しているアレクサンドル・ジュル(38=ルーマニア)にダウンを喫するなど大差判定負けした。しばらく姿を消すなど、大きなショックを抱えながら、再び戦いの舞台へ戻ってきた。 「(この9カ月は)いろんな気持ちを持って過ごしてきたこの期間を試合にぶつけたい。応援してくれる人たちがたくさんいる。その人たちに力強く帰ってきた姿を見せたい」。 目標は日本選手初の世界ヘビー級王者。夢に向かっていったん停止から、再び歩みを開始する。