投資だけで満足しちゃダメ!? 「幸せ」を掴むのに欠かせない、パーソナルファイナンス6要素とは（海外）
3. お金を「稼ぐ」
投資でお金を増やすためには、その原資が必要だ。それは「稼ぐ」ことで生み出されるため、仕事で得られる収入を増やすこともパーソナルファイナンスでは重要となる。 この収入は、高度成長期の時代のように自然と右肩上がりに上がっていくものではなくなったため、中長期のキャリアを戦略的に構築することが、これからの時代には求められる。その意味で資産形成は、お金という有形資産だけでなく仕事のスキル等の無形資産も含めて形成していくものと捉えた方がよい。 キャリア形成の方向性としての具体例 本業で収入を上げる ・今の業務でより結果を出すために必要なスキルを磨く。 ・上位の等級になるために必要な条件を確認し、当該スキルを意識的に身につける。 転職で収入を上げる ・より高収入が狙え、なおかつ、自分が転職したい企業や職種をチェックする。 ・当該職務で必要となるスキルを確認する。 ・転職サイトに登録して現状の自身の市場価値を把握する。 ・当該求人情報を参考に、転職に必要なスキルを意識的に身につけるなど。
4. お金を「貯める」
投資でお金を増やすために、積立で投資をしている方は多いだろう。その積立投資をするには、稼いだお金が貯まっていること、つまり、日々の会計がプラスであることが前提である。その意味で、日々の家計管理もパーソナルファイナンスの1つとして欠くことができない。 その家計管理では、現状のお金の使い方を確認し、使途不明金と意図不明金を発見し極力無くすことを心掛けたい。何に使ったわからないお金やなぜ使ったかわからないお金は、浪費になっている可能性が高い。 家計管理の方法の具体例 アナログな家計管理で使途不明金と意図不明金を洗い出す方法 ・手書きもしくは市販されている家計簿などで家計管理する。 ・1ヵ月で必要となる生活費を項目別に袋分けして家計管理する。 デジタルな家計管理で使途不明金と意図不明金を洗い出す方法 ・エクセルや家計簿アプリを利用して家計管理をする。 ・日々の買い物をクレジットカードではなくデビットカードを使用してお金の流れを見やすくする。
