「試食して買わなかったら金払え」大阪万博 子ども無料招待「下見で来場やめたら入場料請求」の仰天措置に猛ツッコミ
「2025年大阪・関西万博」の開幕まで残り200日を切った。「機運」の盛り上がりはいまひとつだが、8月21日には会場のシンボルで、世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」の木造建築部分が完成。1周約2kmがつながるなど、会場の工事は急ピッチで進んでいる。 【画像】ソールには目も…ミャクミャクスニーカー そうしたなか、大阪など近畿6府県の子どもを学校単位で無料招待する事業について、朝日新聞デジタルが10月7日に「学校の児童・生徒を引率する教員が会場を下見した後に引率が困難と判断するなどして来場を取りやめる場合、万博協会が無料としていた下見の入場券代を学校側に請求する方針であることがわかった」と報じて、教育現場を驚かせている。 「教員などの会場下見については、これまでも万博協会と、もめてきました。学校サイドは『遠足、修学旅行、校外学習などをおこなう場合、必ず教師が下見をして、トイレや休憩場所、移動するときの動線、危険箇所などをリサーチする。万博でもそれをおこなうのは当然だ』と下見を求めたところ、万博協会は7月22日の教職員向け説明会で、開幕直前まで工事がおこなわれていることから『下見は開幕後におこなってほしい。会場の様子を伝える動画を共有する』と発表して、教員たちから反発の声があがりました。 さすがに大阪府の吉村洋文知事も不手際と思ったのか、翌日、開幕前の下見に対応する意向を示しましたが、まだ工事中とも取れる発言に、不安の声が多くあがりました」(社会部記者) あれから3カ月、今度は「下見だけで、実際に来場しないのであれば入場券代を徴収する」という方針を打ち出したのだから、開いた口がふさがらない。 「朝日新聞によると、万博協会は1団体につき最大3人まで無料で下見を認めるものの、下見後に『引率が困難』と判断するなどして来場を取りやめた場合は、協会側から学校側に、下見した人数分の会期中の一日券(大人7500円)の金額を請求するというのです。これは規約で定めているそうです。もちろん、予定通りに児童・生徒が来場すればこの金額は発生しません。 朝日新聞の取材に、協会は『万博に来るかどうかを決めるための下見ではなく、来ることが前提での下見を想定していた』と説明したとのことですが、学校現場からは『そんなおかしな話はない』という声があがっているそうです」(同前) この報道に、Xにはあきれる内容のポストが殺到していた。 《もはやボッタクリのレベル》 《どこまでセコいやり口と性根なんだ》 《試食して買わなかったら金払えってのと同じなんかな》 開幕まであとわずか。新たに浮かび上がったこの「引率問題」は、万博協会の“あせり”ゆえか――。
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