磯村勇斗×黒木 華の共通点「友達の輪は広げない。人類皆友達ではありません!」
── 役への切り替えのためにしていることはありますか? 黒木 磯村さんは切り替えるタイプ? 磯村 いや、特になくて。衣装を着たりヘアメイクをするうちに、「始まるな」という感じにはなりますけど、自分で何かやるということはないですね。 黒木 たぶんそれも人それぞれで、説明が難しいのですが、確かに衣装さんやメイクさんに外側を作ってもらった時に、仕事スイッチというものがあるのだとしたら、それが入って、役柄の人物にどんどん寄っていきます。 そして撮影が終わって外側を剥いだらもう自分、というのはあるかもしれないですね。あと、終わった後にビールを飲むとか。 磯村 アハハ(笑)! いいですね。僕は、ワイン。 黒木 いいですね♪
黒木 華(くろき・はる)
1990年3月14日、大阪府出身。10年にNODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」でデビュー。14年にベルリン国際映画祭にて『小さいおうち』で日本人女優最年少での銀熊賞、『浅田家!』(20)で第44回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。主な出演作は、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『日々是好日』(18)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『せかいのおきく』(23)、『ほつれる』(23)、『キリエのうた』(23)、『ゴールド・ボーイ』(24)、『青春18×2 君へと続く道』(24)など。待機作には主演作『アイミタガイ』がある。
磯村勇斗(いそむら・はやと)
1992年9月11日、静岡県出身。ドラマ「仮面ライダーゴースト」(15・16/EX)で注目を集め、その後、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で一躍脚光を浴びる。22年に『ヤクザと家族 The Family』(22)、『劇場版 きのう何食べた?』(21)で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『月』(23)で第47回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。主な出演作には、『東京リベンジャーズ』シリーズ(21、23)、『前科者』(22)、『PLAN 75』(22)、『ビリーバーズ』(22)、『最後まで行く』(23)、『波紋』(23)、『渇水』(23)、『正欲』(23)などがある。待機作には主演作『若き見知らぬ者たち』がある。