「本当に賢い子」の共通点とは? 3歳の娘をIQ130にした元教員が教える、何歳からでもできる「賢さの土台作り」
はじめまして。知育で娘を3歳でIQ130まで伸ばした、賢い子の育て方について発信している、まーやです。 私は14年間、中学校と小学校の教員を勤めてきました。学校生活では、同じ授業を受けていても、同じ行事を体験していても、子どもによって成長の仕方はそれぞれです。教員ながら、なぜ同じように成長しないのかと、不思議な感覚を抱いていました。 【漫画で読む】「頭のいい子は家で何をしている?」親が今すぐできる、賢い子に育つ“習慣” そこから、小学校入学前の段階の乳幼児期が最も大切なのではと考え、自分の経験をもとに未就学の子たちが賢くなるにはどのような手立てが必要なのかを日々研究しています。 今回は、何歳からでもすぐに実践できる「賢さの土台」作りについてお話しします。
テストの点数は大切か
このように書くと「クラスで活躍する子って、結局テストの成績も良い子なんでしょ?」という声が聞こえてきそうです。 クラスで活躍する子は、頭の良い子が多いイメージですよね。今回紹介するのは、勉強が苦手なDさんの話です。 Dさんはテストが返されるたびに「ほんと、私ってばか!」と言うのが口癖の子でしたが、底抜けに明るい子でした。朝は、誰よりも気持ちの良い挨拶をしたり、運動会や修学旅行などの行事の時は、クラスの中心に立ってみんなをまとめる頼もしさがありました。何よりとても素直な子だったので、私が伝えることをどんどん吸収して成長する姿が印象的でした。 まさに「心の賢さ」に秀でていて、卒業後も中学校の生徒会で活躍する様子を耳にしたほどです。 きっと彼女は、大人になっても逞しく生きていくのだろうなと思っています。 様々な研究で、頭の賢さと心の賢さには深い関係があると言われています。 私自身、どちらもバランスよく育てることが大切だと考えていますが、教員時代に強く感じたことは「賢さの土台」がつくられている子は、学力面にしても精神面にしても伸び代が大きいということでした。 そして、何百人という生徒を見てきた中で、特に「心の賢さ」が育っている子は、どんな困難に直面しても、乗り越えながら生きていく強さが見られました。