「あなたのアリス・ミーハです」 王族気分を味わえる“伝説の執事”が 待つ島へ! 夢のモルディブステイ
3つの人工島をつないだ規格外のスケール
ザ・リッツ・カールトンは橋で結ばれた3つの島々と水上コテージエリアからなります。 レセプションがある島は24時間フィットネスジムやロングビーチ、テニスコートやゲームルームなどアクティビティが勢ぞろい。小山をくりぬいたような斬新なデザインのキッズクラブもあります。ここは、いわば遊ぶための島。 次の島にはイタリア料理や広東料理などのレストランが集まっています。毎夕、「EAU BAR(オー・バー)」にはモルディブの伝統的な太鼓“ボドゥベル”を打ち鳴らしながら男性たちが現れ、円のカタチ(ここにもサークルのモチーフ! )をしたフレームに火を灯す儀式が。シェフが屋外の鉄板焼きテーブルで日本料理を供する「IWAU(“祝う”)」も。 そしてビーチヴィラの島、水上コテージの海域と続きます。100棟あるヴィラも円形、ヴィラのプライベートプールも四角形ではなく、カーブを描いています。円がいくつも重なった広がりを感じるデザイン。
いつまでも手を振って見送ってくれるアリス・ミーハに感動
ヴィラはビーチも水上も、広さ150平方メートル以上。ベッドルーム&リビングからテラスやプールへ出られ、プールで泳いだ後はバスルームに直接戻れる、一周回れる(? )動線になっています。 バスアメニティはロンドン発のバンフォード。モルディブでこのブランドを使っているのはザ・リッツ・カールトンのみです。ターンダウンサービスではチョコレートと共にバンフォードのピローミストがベッドの上に置かれてあり、ちょっと嬉しい気分に。 水上コテージエリアの中央に浮かんでいるのが、リング状の斬新なデザインの「ザ・リッツ・カールトン・スパ・アット・ザ・リッツ・カールトン・モルディブ、ファリアイランド」。 シャープな印象の回廊をわたってトリートメントルームへ。扉を開けると、床にメッセージが。施術のテクニックだけでなく、瞬時に笑顔を引き出す技も心得ています。 次に向かうリゾートは、お隣のパティーナ。船着き場までアリス・ミーハがカートで送ってくれました。滞在中、島のあちこちへカートを駆使して連れていってくれたアリス・ミーハ。小さくなるまで手を振ってくれていたのが、印象的でした。ありがとう。 ザ・リッツ・カールトン・モルディブ、ファリアイランド ●アクセス マーレのヴェラナ国際空港からスピードボートで約45分 ●おすすめステイ先 コザ・リッツ・カールトン・モルディブ、ファリアイランド 古関千恵子(こせき ちえこ) リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。 ●オフィシャルサイト
古関 千恵子