【第4回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ディスプレイオーディオのススメ
さまざまな便利機能を安全に活用できる
Apple CarPlay/Android Autoともに、カーナビ系以外にもメニュー画面からさまざまなアプリを呼び出して、便利機能を活用できます。 利用頻度が高いものとしては音楽系があり、スマホに収録されている曲を再生するだけでなく、サブスクのストリーミング音楽サービスも使用可能です。Amazon MusicやSpotify、YouTube Musicなど、好みのものや自分が契約しているものを選んで利用できます。ドライブ中の音楽再生をノンストップで楽しめるわけです。 また、メッセージ機能ではスマホに届いたメッセージを音声で読み上げたり、定型文の返信を送ることが可能で、ニュースや天気予報などについてもメッセージを音声で読み上げてくれます。画面を注視することなく情報が得られ、安全性を損なわないのは嬉しいところです。 そしてハンズフリー通話もできます。こちらの声はマイクから相手に伝わり、相手の声はクルマのドアスピーカーから聞こえます。運転姿勢のままイヤホンなどを付けずに使用できて、快適な使い心地です。 このほか機種によってはハード側にエンタメ機能を搭載し、スマホを接続しなくても地デジやSD、DVD/CD、FM/AMラジオ、HDMI(外部機器を接続)などの多彩なソースを楽しめる場合も多いです。 しかもほとんどは、スマホから出力された音声を含め、エンタメソースを自分好みの音で楽しめる音響カスタマイズ機能を搭載し、グラフィックイコライザーやDSPなどの機能を使って臨場感あふれる再生を実現。市販のスピーカーを組み合わせて、さらにサウンドをグレードアップするのも良いでしょう。 現在、市販ディスプレイオーディオはカロッツェリアやケンウッド、アルパイン、イクリプスなどの人気ブランドが製品をラインアップしており、ニューモデルも積極投入。さらにネット通販では、手頃な価格を武器にした海外メーカーも数多く見られます。2025年は一段と市場が盛り上がりそうです。
浜先秀彰(執筆)