車の「3ナンバー」と「5ナンバー」の違いを説明できる? 「税金」や「維持費」にも影響があるって本当?
車には3ナンバーと5ナンバーがあり、これらの違いが分からない人がいるかもしれません。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた! また、ナンバーの違いが税金や維持費に影響するのか気になる人もいるでしょう。 今回は車が3ナンバーと5ナンバーに分類される条件や、税金や維持費などの違いについてまとめました。
車が3ナンバー・5ナンバーに分類される条件は?
車のナンバープレートには分類番号と呼ばれるものがあり、ナンバープレートに表示されている地名の後に付く数字のことです。乗用車には3ナンバーと5ナンバーがあり、それぞれ以下のように定義されています。 ・3ナンバー:乗車定員10人以下の人の輸送に使われる普通自動車 ・5ナンバー:人の輸送に使われる小型自動車 2つのうち、より小さい車に適用されるのは5ナンバーです。小型自動車の定義は以下の通りで、すべての項目へ該当する必要があります。 ・排気量:2000リットル以下 ・全長:4700ミリメートル以下 ・全幅:1700ミリメートル以下 ・全高:2000ミリメートル以下 上記の条件を1つでも満たさない場合は、5ナンバーではなく3ナンバーとして取り扱われる点も覚えておきましょう。
車の3ナンバーと5ナンバーの違い
車の3ナンバーと5ナンバーの違いについて、以下の3つを見ていきましょう。 ・税金 ・サイズと車種 ・維持費 それぞれの内容について、詳しく解説します。 ◆税金 3ナンバーと5ナンバーの違いとして、「税金」があげられるでしょう。3ナンバーと5ナンバーには排気量の部分で違いがあり、「2000リットル」が境目となります。 2000リットル以下だと5ナンバー、それ以上だと3ナンバーとなるため、自動車税も3ナンバーのほうが高い傾向にあります。なお、具体的な税金の額は、表1のように設定されています。
※東京都主税局「自動車税種別割」を基に筆者作成 ◆サイズ・車種 3ナンバーと5ナンバーでは、車のサイズや車種にも違いが出てきます。一般的には3ナンバーは普通自動車や高級車、5ナンバーはコンパクトカーや軽自動車が該当するようです。 具体的に該当する車種の例として、表2に表示されている車種があげられます。