シリコンバレーで10年以上働いてきた経験から得た、ストレスを軽減し、生産性を上げる9つの習慣(海外)
レジーナ・グローガンさんはテクノロジー企業の重役で、ストレスが自身のメンタルヘルスや人間関係に悪影響を及ぼしたことがあると語った。 グローガンさんはストレスを軽減し、生産性を上げるための9つの習慣を編み出したという。 グローガンさんはコールド・プランジ(水風呂)やメディテーション(瞑想)、感謝のリストなどを日々の習慣にしているという。 ※この記事はジレニアル世代のグーグルの元コンサルタントで、アメリカのユタ州ソルトレイクシティ在住のテクノロジー企業の重役レジーナ・グローガンさんへの取材をもとに聞き書き、編集したものです。 わたしは10年以上、何かとストレスの多いシリコンバレーで働いてきた。アメリカ有数の大手銀行のアソシエイト・セキュリティ・エンジニアになる前は、グーグルのコンサルタントをしていたこともある。 テクノロジー業界で働くのはストレスがたまる。変動が激しく、わたしも不安を感じたり、憂鬱になったことがある。テック系のスタートアップが何の前触れもなく突然閉鎖されるのを見たこともあるし、自分の働いていた大企業でレイオフが実施され「次は自分かもしれない…」と思ったこともある。 ストレスはわたしの人間関係にも影響を及ぼした。プライベートの時間の多くを仕事に取られて、自分が望んだような充実した人間関係を築くことができなかった。 ただ、こうした中でもわたしはストレスを軽減し、気分を高め、生産性を上げるコツを編み出してきた。わたしのお気に入りをいくつか紹介しよう。
1. コールド・プランジ
わたしは毎朝15~20分、アイスバスに入るか冷たいシャワーを浴びるようにしている。初めの5分は大変だけれど、だんだん慣れてきて気持ち良くなる。 コールド・プランジをしていると、頭が冴えてきて、世界が明るく見える。バスルームから出る時には、全てが新しい始まりのように感じられる。
2. メディテーション
デジタル端末中毒だったわたしは、それが自分の"頭の冴え"と"集中力"に深刻な影響を及ぼしていることに気付いた。今では、朝はできるだけ携帯電話に触らず、代わりに25分メディテーションをするようにしている。 これを実践するようになってから、わたしの心は落ち着き、デジタル端末が作り出す強迫観念から解放されたような気がする。