シリコンバレーで10年以上働いてきた経験から得た、ストレスを軽減し、生産性を上げる9つの習慣(海外)
3. 自分の身体に対する意識を高める
自分の身体と直感に従って、生活のバランスを整えなければいけないと気付いたわたしは、今では自分の直感にもっと耳を傾けるようになった。 例えば、あるパートナーシップに取り組んでいた時、条件の見直しを進める中で不安を感じた。今思えば、わたしはこのパートナーシップに対して、潜在的に抵抗を感じていたのだ。結局、このパートナーシップは決裂した。
4. 携帯電話を持たずに散歩へ
わたしはしばしば、携帯電話を"不安"と"安心"のツールとして使っている。この"不安"を和らげる唯一の方法は、携帯電話を家に置いて出かけて、帰ってきた時に恐ろしいことは何も起こっていないと確認することだ。
5. 自分にコントロールできること、コントロールできないことを考える
例えば、ベンダーがプロジェクトを台無しにしたり、インターンが誤ってスパム攻撃を受けてパニックに陥ったとしよう。一緒にパニックに陥る代わりに、わたしは「コントロールの輪(circle of control)」という戦略を使う。「このストレスだらけの状況で、わたしは何をコントロールできるだろうか?」と自問するのだ。 その答えが「何もない」なら、成り行きを見守るしかない。
6. 「今日は誰かのために何ができるだろうか?」と自分に問う
小さな親切をすることで、焦点を自分自身からそらし、誰かの役に立つこと、支えることにエネルギーを向けることができる。それは職場で誰かを助けることでも、ボランティアに参加することでも、交通渋滞で自分の前の人に譲ることでもいい。 そうすれば、1日の終わりに「今日はそこまでいい日じゃなかったけど、自分にできる範囲で良いことをした」と自分に言うことができる。
7. 「感謝のリスト」を作る
わたしは恵まれた生活を送っていて、多くの人たちにとって生活がいかに大変かを忘れがちだ。わたしもうつになったことがある。嫌なこともあったけれど、「感謝のリスト」を作ることで忘れることができる。 ズームアウトしてみれば、自分がいかに幸運か、感謝すべきことがいかにたくさんあるかが分かる。
8. エプソムソルト入浴
わたしは毎晩9時頃に、温かいお風呂にエプソムソルトを入れて入る。エプソムソルトは自律神経を整え、孤独感を和らげるとする研究もある。 わたしはこれを「1日の締めくくり」としてやっている。そうしないと、夜中まで仕事を続けてしまう。