先輩から「ふるさと納税は2000円で牛肉1.8キロもらえて節税にもなる」と言われています。かなりお得な制度だと思うのですが、今からでも利用すべきでしょうか…?
最新の「ふるさと納税の指定基準の見直し」ではポイント付与が禁止になる
ふるさと納税がお得といわれている理由の1つに「ポイントが付与されること」があります。ふるさと納税仲介サイトによっては「寄附額の○%をポイント還元」をおこなっており、この仕組みによって、2000円の負担を実質的に小さくすることが可能でした。 ただし、2024年6月28日に公表された「ふるさと納税の指定基準の見直し等」によれば、今後は寄附に伴ってポイント等の付与を行う者を通じた募集を禁止すると規定されました。 令和7年10月1日から適用されるため、少しでもお得にふるさと納税で返礼品を受け取りたい人は早めに制度利用を検討してください。
まとめ
ふるさと納税は寄附額に応じて所得税の還付や住民税の減額が行われるため「節税」のイメージがありますが、実際には翌年の住民税や所得税を寄附という形で先払いしているため節税ではありません。 一方、実質2000円の負担で自分が好きな自治体に納税でき、加えて寄付金額の最大3割の返礼品を受け取れるため「お得な制度」ではあります。令和7年10月1日からはポイント還元が受けられなくなるため、気になる人は早めの制度利用を検討してください。 出典 総務省 よくわかる! ふるさと納税 総務省 ふるさと納税の指定基準の見直し等 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部