退場時のボトル蹴り上げが処分対象に

先日のニューカッスル戦で一発退場となったアストン・ビラのコロンビア代表FWジョン・デュランに追加処分が科されることになった。 デュランは26日に行われたプレミアリーグ第18節のニューカッスル戦に先発出場。32分にスライディングタックルでボールをクリアにかかったニューカッスルDFファビアン・シェアの背中を踏みつける形になり、一発レッドカードを提示されていた。 見方によってはバランスを崩してやむを得ず足が背中に入ったとも考えられたが、微妙な判定ながらもオンフィールド・レビュー(OFR)は行われず、そのまま退場となっていた。 その後、クラブは当然のことながら異議申し立てを行ったが、イングランドサッカー協会(FA)は27日にこれを却下。コロンビア代表FWの3試合出場停止が確定した。 そんななか、デュランにはこの退場に関連する形で追加処分が科されることに。 同選手は退場の際にピッチサイドでフォースオフィシャルにドレッシングルームへ下がるように促されると、足元にあった飲水用のボトルを蹴り上げて憤りを露わにしていた。 FAは当該行為を「不適切な振る舞い」と判断し、前述の一発退場とは別に処分を科す決定を下した。 「ジョン・デュランは、2024年12月26日のプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドvsアストン・ビラ戦後に告発された」 「アストン・ビラのフォワードは、退場処分を受けた後、試合開始32分目に不適切な振る舞いを行ったとされている」 「ジョン・デュランは、2025年1月3日までに回答しなければならない」 今回の処分が確定した場合、デュランはプレミアリーグのレスター・シティ戦、FAカップのウェストハム戦に加え、以降の数試合も欠場となる見込み。ここまでリーグ戦18試合7ゴールのストライカーの離脱はアストン・ビラにとって大きな痛手だ。