石破内閣は思ったよりもしぶといかもしれない
■秋華賞は奇をてらって「オークス12着のあの馬」から そこで敢えて奇をてらってみることにした。オークスでは12着に終わったが、夏場のクイーンステークス(G3)を制したコガネノソラ(5枠8番)から買ってみよう。これまでの4勝はすべて1800メートルだが、ゴールドシップ産駒なんだから、距離は何とかなるだろう。鞍上は丹内祐次騎手。札幌や新潟競馬場での活躍が目立つ騎手だが、「今年のG1レースはまだ2勝した騎手が居ない」の法則が続くとしたら、丹内騎手にだってチャンスはあるはずだ。
馬券は複勝でもいいのだけれども、コガネノソラからワイドで総流しというのも面白い。コガネノソラが3着内に来てくれれば、相手が人気の3頭でもそこそこつくし、「1粒で2度おいしい」可能性もある。レースが荒れてくれれば、とさらに夢は膨らむ。 「人気薄からのワイド総流し」は、もちろんヤクザな買い方である。大きな金額は禁物で、あくまでも本命が決めきれないときの「プランB」として推奨しておきたい。 ※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は10月19日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) :双日総合研究所チーフエコノミスト