正しい「熱中症対策」と「応急処置」。危険な暑さに備えるおすすめグッズも
応急手当ステップ4:水分補給は必ず自力で飲ませる
吐き気や嘔吐がなければ、水分補給を。経口補水液やスポーツドリンク、または薄い食塩水など、水だけでなく塩分を同時に摂取できるものがおすすめです。さらに飲むときは、必ず自力で飲ませるように。自力で飲めない場合など、判断に迷うときは119番通報を。
●これはNG!無理に飲ませようとするのは危険!
水分が誤って気道に流れ込む可能性があるため、無理に飲ませようとするのは厳禁です。
応急手当ステップ5:太い血管が通っている場所を冷やす
首やわきの下、太もものつけ根など、皮膚のすぐ下に流れている大動脈を中心に、アイスパックなどで冷やします。なければ、冷たいペットボトルでもOK。また、体温を下げる動きのある血管が通る手のひらや、足の裏などを冷やすのも有効。
編集部おすすめ!熱中症対策グッズ
暑い夏の外出時に持っておきたい熱中症サポートアイテムを紹介。
●携帯に便利な冷却ミスト
暑いと感じたら、シュッと肌に吹きかけるだけ。微細な霧状のミストが瞬時に肌の熱を奪うハンディミスト。冷感ヴェールが肌にとどまり、ひんやり感が続き、さわやかな香りも楽しめます。 ・ビオレ 冷ハンディミスト 120mL リフレッシュサボンの香り ¥880<価格は編集部調べ>(花王)
●深部体温に着目した飲料
アイススラリーは細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲料。通常の氷に比べてとろみのある食感で、冷たいのどごしが長続きすることで、体を芯から冷やすことができます。 ・ポカリスエット アイスラリー 100g ¥194 (大塚製薬)
●デザインも機能もばっちり
タオルを濡らして首に巻いたり、肩にかけたりすることで、汗の蒸発を加速させて衣服内を冷却。濡れていればふるだけでひんやり感が持続。おしゃれなデザインもGOOD。 ・COOL TOWEL 約27×90cm ¥1628(napnap)
●たたくだけですぐ冷える
平らな場所に置いて、水袋が入っている場所を強めにたたくと冷却開始。あらかじめ冷凍したり、溶けたりする心配がないから、外出の際に持っておくと安心。 ・瞬間冷却パック ひえっぺ四角 ¥181 (抹桑科学)
ESSE編集部