トヨタ・タウンエースバンベースの「RESORT DUO LUXIO Ⅳ＋RESORT DUO LUXIO Ⅴ High Roof」

2024年12月14日（土）、15日（日）の2日間、神奈川県平塚市の「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」（ジ アウトレット湘南平塚）にて、「第57回 関東キャンピングカー商談会 ジ アウトレット湘南平塚」が開催されました。 【写真】ハイルーフ仕様のタウンエースの中身をチェックする（全17枚） 関東キャンピングカー振興会が主催する同イベントには、キャンピングカービルダーなど17社が参加し、31台の車両を展示。そこでソトラバ編集部は現地へ駆けつけ、選りすぐりのモデルをレポートしたいと思います。

快適な居住性を誇るハイルーフ仕様

キャンプブームの恩恵により認知度を向上させたキャンピングカーですが、いまでは市民権を得ると共に人気のカテゴリーとして注目を集めています。とくにバンコン（バンコンバージョン）と呼ばれるワンボックスバンやミニバンをベースにコンバージョンされたモデルは、キャンプシーンだけでなく日常的な使い勝手に優れることもあり、高い人気を誇っています。 その中心はトヨタ・ハイエ－スを使用したモデルたちですが、最近ではトヨタ・タウンエースを使ったモデルも数多く登場。今回紹介する「RESORT DUO LUXIO Ⅳ＋RESORT DUO LUXIO Ⅴ High Roof」もその一台です。キャンピングカービルダーのSTAGE 21が手掛けるLUXIOシリーズは全5タイプがラインアップされ、タウンエースのコンパクトでありながらも使い勝手に優れた車両をベースに使うことで、キャンピングカーをより身近なものにしています。

車内で立ち上がれる175cmの室内高を実現

同モデルは「車内で立てるモデルが欲しい」とのリクエストに応え、既存の各モデルをベースにプラス68万3100円～（工賃込み）ハイルーフを装着することができます。撮影車両は既存のRESORT DUO LUXIO Ⅳをベースに専用ハイルーフのRESORT DUO LUXIO Ⅴ High Roofを装備することでユーザーのニーズを具現化。 ボディサイズは全長4605mm×全幅1665mm×全高2370mmとし、室内高は驚異の1750mmを誇ります。これだけの室内高があれは車内での着替えをはじめとした様々な活動を快適に行うことができ、頭上の圧迫感も問題なし。また、車両に合わせて設計されたハイルーフはFRPの一体成型となり、内側に断熱加工を施すことで快適性、防音性を確保しています。もちろん、ハイルーフ部分は床板となるベッドを展開することで大人2名が横になれる寝室となり、通常のフロアベットと合わせて4人の大人が就寝できるのは大きな魅力といえるでしょう。