片づけ上手が「あえて使い捨てにしているもの」4つ。家事がラクになり、暮らしが好転
毎日の家事を無理なく行うためには「ラクに続けられるシステムづくり」が大切。ときには便利アイテムの力を借りるのもひとつの手です。ここでは、整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)さんが、生活に取り入れたら家事がグッとラクになったという使い捨てグッズについて語ります。 【写真】日々の「ちょこっと掃除」に役立つアイテム
「使い捨てクロス」で、家事ストレスが減った
私が家事のなかで嫌いなのが、「汚れた箇所を掃除した道具をキレイにすること」です。 たとえば、掃除に使った雑巾。汚れた雑巾をそのまま洗濯機に放り込むのは躊躇してしまいますが、かといって手洗いするのも気が重い…。 そんなときに知ったのが、カインズやニトリで購入できる、使い捨てタイプの「マイクロファイバークロス」でした。この22cm四方のクロスは、ちょっとした拭き掃除にぴったり。使い捨てといえど十分な厚みがあり、洗濯機で洗うこともできます。 私は普段このマイクロファバークロスをキッチンやテーブル用の布巾として使い、洗濯して数回使用したあと、洗面所や窓枠、トイレ、玄関などの掃除に雑巾として使ってから捨てる、というサイクルにしています。汚れた雑巾を手洗いすることがなくなり、家事のストレスが1つ減りました。
毎日のちょっとした掃除に「ウェットティッシュ」が活躍
日々の「ちょこっと掃除」には、ウェットティッシュを積極利用しています。 たとえば食後のテーブル掃除で、食べこぼしや垂れたしょうゆなどを拭くと布巾がとても汚れてしまいます。そうして汚れた布巾を洗うのが面倒なので、シミになりそうな汚れを拭くときや油汚れがついたコンロ周りなどの掃除は、ウェットティッシュでサッとひと拭き。雑巾を出して掃除するほどでもないちょっとした汚れも、ウェットティッシュを使うとラクです。
使い捨て「ハンディモップ」でメンテナンスの手間なし
私にとって「掃除道具のメンテナンス」はハードルが高いと実感したことから、使い捨てタイプに買い替えたアイテムはほかにも。 ホコリ掃除用のハンディモップも、洗って何度も利用するものを使用していましたが、使い捨てにしてから掃除がこまめにできるようになりました。
手拭きを「ペーパータオル」にして、来客時も衛生的に
わが家には、小学生の息子のお友達がよく遊びに来ます。子どもたちは遊びに来るとまず手を洗ってくれるのですが、その際に気になるのが「タオルの共有」。同じタオルを皆で使うのは不衛生なので、来客時にはペーパータオルを使ってもらうようにしています。 来客が多いときに「タオルがビショビショになっていないかな?そろそろ交換しないといけないかな?」と気にすることもなくなりました。 使い捨ては在庫の管理や補充などの手間はかかりますが、家事をラクに、継続できるようになるメリットもたくさんあると感じています。今回ご紹介したことが、暮らしが少し好転するきっかけになればうれしいです。
Fujinao