鈴木おさむ「SMAP 5人旅、震災後10日のスマスマ生放送…長年のライバルであり、一番褒めてほしい人たちを失い、僕は引退を決めた」
◆息子への教育としてやっているのは、映画館で映画を観ること 放送作家の仕事から離れて1カ月以上たちますが、今日までテレビはほとんど観ていません。と言うか、基本的に家では息子の笑福(えふ)がYouTubeを観ているので、テレビを観る機会がないんですよ。我が家のテレビは、今や完全にネットのモニターと化しています。 子育てについては息子に親の理想を押し付けることはしたくないですし、勉強も最低限のことをしていればいいと思っています。唯一教育としてやっているのは、映画館で映画を観ることでしょうか。映画館にこだわるのは、家で観るより集中できるからです。 彼は毎年、夏休みの自由研究で、観た映画のベストテンを発表しています。去年は夏の時点で12~13本くらい観ていたので、そこからランク付けをしていました。彼が書いた文章を読んでいると、1年の時より2年、2年生の時より今のほうが明らかに上手くなっている。子どもってすごいなと感心しています。 昨日も一緒に映画を観に行きましたが、それを入れて今年はすでに8本観ています。ちなみに小1の時のナンバー1は『トップガン マーヴェリック』でした。理由は「CGじゃないから」だそうです。今の子はYouTubeでメイキング映像を観ているので、ブルーバックで撮ることを知っているんですよね。彼としてはブルーバックじゃないことに驚いたようです。 息子に対して、「将来こうなってほしい」という希望はありません。ただ、自分の「好き」は早く見つけてほしいかな。何でもいいので、楽しみながら打ち込めるものを見つけて欲しい。それだけでじゅうぶんです。
鈴木おさむ