ボール戦争勃発か!? 売り上げトップ5をタイトとブリヂストンが独占!【ボール売り上げランキング】
ボール部門ではタイトリストの『プロV1』が不動の1位をキープしている。2位にはブリヂストンの『ツアーB XS』が入り、3位にはタイトリストの『プロV1x』。4位、5位にもブリヂストンのボールが入っており、ボール部門はタイトリストとブリヂストンがトップ5を独占している。この状況について、有賀園ゴルフNEW杉並店の綱本瑛佑さんに話を聞いた。 “打感”でゴルフは変わる! 最新ボール23機種をドライバーの打ちたい弾道で仕分け あなたに合うのは?【写真】 「クラブに関しては新モデルが発売されるごとに人気メーカーの変動がありますが、ボールはやっぱりタイトリストの人気が安定しています。それに続くのがブリヂストンという感じです。タイトリストの『プロV1シリーズ』は1回使い始めたら、他のボールに変えなくなるほどリピート率が高い。『プロV1x』を使っていた人が『プロV1』に変えることはあっても、他のメーカーに行くことはほとんどありません。ちなみに最新の傾向としては打感が柔らかい『プロV1』の方が売れています」 一方、ブリヂストンのボールを購入するのは? 「もちろん固定ファンもいますが、ブリヂストンは他メーカーのボールを使っていたゴルファーが乗り換えるケースが増えています。それと、国内メーカーのクラブ、ボールが好きというゴルファーが一定数いますので、そういうタイプはブリヂストンを選んでいます」 タイトリスト、ブリヂストン以外のメーカーだと「今年の前半はキャロウェイの新作『クロムツアー』も頑張っていましたが、今は少し落ち着いてきた印象。その分、タイトリストとブリヂストンの存在感が高くなっています」と語る。 タイトリスト、ブリヂストンはツアープロから高い評価を得ている。全米シニアオープンで2位に入った藤田寛之は「パターからドライバーまで打感が柔らかいのが気に入っている」と語り『プロV1』を使用し続ける。今季すでに3勝を挙げている川崎春花は、「アプローチで思った通りのスピン量やスピードで打てるので、特に気に入っています。昨年よりも飛距離が少し出ています」と『ツアー B X』を絶賛している。 今後もタイトリスト、ブリヂストンのボール戦争から目が離せなさそうだ。 【ボール売り上げランキング トップ3】 1位 タイトリスト プロV1 2位 ブリヂストン ツアーB XS 3位 タイトリスト プロV1x ※データ提供:矢野経済研究所、8月26日~9月1日のデータ ◇ ◇ ◇ ボール選びはスコアメイクに非常に重要となる。関連記事【“打感”でゴルフは変わる! 最新ボール23機種をドライバーの打ちたい弾道で仕分けしてみた】を読めば、あなたの持ち球に合わせたボール選びができます。