バスの運転士「補聴器を使用しています」 貼り紙に届いた42万の〝エール〟 「きっと大丈夫」
「路線バスの維持」に必要なこと
後日、バスの運転士不足や利用者減に伴う路線廃止などについて危機感を感じているという桑原さんから、こんなコメントをいただきました。 ◇ バスの運転士は数を減らす一方、お客様がバス会社に求めるレベルは年々高まっております。 「週5日利用したが、毎日5分以上遅れて、電車に間に合わなかった」 「運転士さんから、時間に間に合わせようとする努力が感じられなかった」 バスは鉄道に比べて定時性が低い乗り物です。 バスの前をゆっくりした車が走っていたり、乗り降りに時間が必要なお客様がいたり、 運転士がお客様との会話に少し手間取ったりすれば、遅れが出ることもあるかもしれません。 そんな中でもみなさまが少し心にゆとりを持って、寛容な気持ちでバスをご利用いただければ、もっとたくさんのバス運転士が生まれ、より多く路線バスの運行を維持できるかもしれません。バス会社としても、あらゆる面から企業努力を続けて参ります。