まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人(6)JFL時代は出場0試合も…。マリノスで夢叶えた逸材
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)
MF:榊原彗悟 生年月日:2000年10月9日 デビュークラブ:ラインメール青森 J1デビュークラブ:横浜F・マリノス 榊原彗悟は横浜F・マリノスユースで将来を渇望されていたが、高校卒業の段階ではトップチームに昇格することができなかった。2019年4月にラインメール青森に加入するも、初年度はJFLでも活躍の場を見出せず。2019シーズンは1試合も出番がないまま全日程が終わってしまった。 しかし2020シーズンの後半から徐々に出番を与えられると、同年11月29日に行われたリーグ最終節ホンダロックSC戦ではフル出場を果たす。翌2021シーズンはさらに出場機会を増やすと、最終的にはリーグ戦24試合でピッチに立った。 すると2022年1月に古巣のマリノスが完全移籍で榊原を獲得し、同年のJFLではレンタル選手として青森でプレーした。2023年1月には晴れてマリノスの一員となり、今日ではJ1のピッチで活躍している。 今季はリーグ戦8試合に出場しており、4月27日に行われたセレッソ大阪戦ではゴールもあげた。現状では定位置を掴めているとは言い難いが、同選手は今年の10月に24歳になったばかり。まだチャンスは残されているだろう。
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