「暴走して失格裁定」絶体王者リネールに”世紀の暴挙”。柔道ジョージア選手の愚行に仏メディア断罪「完全にひねくれた愚か者」【パリ五輪】
IFJは遺憾「”柔道の精神”に反する」
同じくフランスのスポーツメディア『FranceTV Sport』は「リネールが3度目の五輪タイトルを夢見たとき、対戦相手のツシシビリは試合終了間際に完全にひねくれた愚か者になった」と皮肉を交えて断じた。ニュースメディア『Cerfia』は、仰向けになっているリネールの顔を手で押さえつける写真を添えて、「ツシシビリは試合に敗れた後、暴走して失格裁定となった」と、反則負けのキッカケとなった暴言らしきシーンを紹介した。 一方で、パリに拠点を置く日刊紙『Le Parisien』は「リネールは倒れる直前に、ツシシビリの前で喜びをあらわにしていた。彼はそれをまったく受け入れることができなかった」と鋭く指摘。リネールにも騒動の一因があったとする見方をしており、「柔道家同士のリスペクトが不可欠な柔道界にとって、これは汚点である」と論じた。 国際柔道連盟(IFJ)は2日、ツシシビリの振る舞いを問題視とし、即行動に移した。同連盟は公式サイト上で、ツシシビリが出場予定だった敗者復活戦及び3日に実施される混合団体戦の出場を停止する重い処分を下した。「ジョージア柔道家の行動は『柔道の精神』に反する」と厳しく追及している。 構成●THE DIGEST編集部
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