ダンクの体勢から…クルッと1回転してレイアップシュートを決めたジャ・モラント（ロイター）

　NBAグリズリーズは4日（日本時間5日）に敵地でネッツと対戦。接戦で競り負けて連勝は2で止まった。この試合でチームのエースであるジャ・モラント（25）が1試合2度の360度レイアップシュートを決めてファンを驚がくさせた。このプレーがSNSで最多再生されたとNBAが5日（同6日）に報告した。 　第2Qにファン魅了した。43―41とリードしていた残り3分51秒で右ウイングからドライブインすると、ゴール下の相手を飛びながらクルッと1回転して、かわす360度レイアップシュート決めた。直後にベンチの河村勇輝と笑顔でタッチをした。 　さらにモラントは第3Qにもファンを驚がくさせた。56―57と1点リードを許した残り8分51秒にトップからカッティングして、味方のパスを受けるとそのまま飛んでダンクの体勢に。しかし相手のディフェンスが目の前になった瞬間に再びクルッと1回転してレイアップシュートを決めて大歓声を受けた。現地実況も「ファンタスティック」と称賛した。 　NBAは5日に公式の広報X（旧ツイッター）アカウントで「昨夜のグリズリーズ対ネッツ戦でジャ・モラントが決めた2つのアクロバティックなレイアップは、NBAソーシャルメディア全体で1億6100万回の動画再生回数を記録した（そして再生回数は増え続けている）。それぞれのプレイは、今シーズンのNBAプラットフォームで最も視聴された動画として際立っている」とモラントの“超絶”プレー動画を引用する形で報告した。