【50歳からの断捨離®道 】モノを手放せば家事が楽になる!自分の時間が増える!なにかと荷物を抱えている50代、断捨離で自分の生きたいように生きませんか
箪笥の引き出し上段:アクセサリーと爪切りや体温計など、日常使う細々したものをしまってある。中段:帯など着物を着るときに使うものを。下段:お子さんの成長を記録したDVDやビデオはここに。
「家事が楽になれば、自分の気持ちが変わってきます。モノが少なければ家事にとられる時間やエネルギーが大幅に減り、余裕ができるため、何よりイライラすることがなくなるので機嫌がよくなります。 家にごきげんな人がいれば、仕事や学校から帰宅したほかの家族にもそれは伝わります。すると以前より家庭の雰囲気が明るくなったり、家族仲がよくなったりといううれしい変化も」
キッチンのシンク背面にある戸棚。 上段:懐中電灯や予備の乾電池、シニアグラス、耳かきなどを。下段:食品のストックを収納
「また断捨離でモノを管理しやすい量まで絞り込めば、出しやすくしまいやすくなるので、自然と家族も以前ほど散らかさなくなったり、自ら片づけるようになっていくのです」
「そうなれば、ますますその家の主婦(主夫)の負担は減り、楽になった分、趣味やお出かけにと自分のために時間や体力を使えるようになります。前からやってみたかったことに思い切って挑戦したり、行ってみたかった場所へ旅をしたり。人によってはそれがきっかけで何かを学び始めたり、新たな友人ができたりと人生がより豊かなものに変わることもあるでしょう。 しかも断捨離という行為自体にお金はかかりません。収納グッズを買う必要すらないのです。 私の場合は、モノを手放していくうちに、自分の中の固定観念や思い込みも手放せるようになり、ついには終の棲家と思って建て、21年間暮らしたこだわりの一軒家から、コンパクトなマンション暮らしへとライフスタイルを変えることとなりました。これは私にとって大きなこと。 『きっとこの家でこのまま年をとって、おばあさんになっていくんだ』となんとなく思っていた(思い込んでいた)人生の景色がガラリと変わったのです。 住み替えを経験した今感じているのは『人生って何が起きるかわからないから面白いんだ』ということ」