【50歳からの断捨離®道 】モノを手放せば家事が楽になる!自分の時間が増える!なにかと荷物を抱えている50代、断捨離で自分の生きたいように生きませんか
100㎡の一戸建てから70㎡の集合住宅へ引っ越すにあたっては、モノを絞り込んで減らし、ソファやダイニングテーブルなど、主な家具は新調。その際「長く使うこと」は考慮せず、「軽くて動かしやすく、掃除がしやすいこと」を基準にセレクト。ソファと丸テーブルはウッド部分がウォールナット。 「手で触ったときの感触と美しい曲線が気に入りました。ソファはとても軽いので、動かすのが楽。今回、座面はファブリックにしましたが、革に張り替えることもできるそうなので、のちのちそれも楽しみです」
棚の下段にはテーブルクロスやひな人形、家族が集まったときに遊ぶボードゲームを収納
「新居では前の家にはなかった自分のワークスペースを設けました。『家事室』でも『自分の部屋』でもなく、『ワークスペース』です!『あったらいいな』と思い描いていたことを実現させることができました」 デスクと椅子はバルバーニ社製。 「デスクの天板は幅50センチ。これ以上の幅だと椅子が置けず、でもこれより小さいと使いづらいので、私にとってベストの幅です」 棚はマンションの施工中、建設会社に依頼し、オプションでつけてもらった。 「一カ所に仕事に必要なもの全てがあることで、効率が上がりました。また途中でちょっと席を外すときも、そのたびにいちいち片づけなくても済みます」 正面突き当たりの棚上段からは、虹の橋を渡った愛犬クララちゃんの写真が柳井さんを見守っている。その下にあるパステルカラーの本のようなものは 「家族の写真を入れたアルバムです。写真の断捨離をしている途中でして、現在この8冊までようやく整理したところです」 一番下のシルバーのカゴバッグは 「大分県在住のダンシャリアン(※断捨離実践者のこと)則子さんからいただいたもの。夏にぴったりなので、外出時に愛用しています。 この部屋では断捨離トレーナーとしての仕事、事務仕事だけではなく動画の撮影やオンラインレッスンまで仕事に関することは何でもこなします。1.8 畳という狭さですが、その狭さが私にはちょうどよいのです。パソコン、プリンター、事務用品、書類など必要なものが使いやすいよう配置されているので、〝取り出しやすく、しまいやすく、尚且つ美しい〟状態をキープできるし、何よりこの部屋に入ると、それまで家事をこなしていた主婦としての自分から、仕事人としての自分へスッと気持ちが切り替えられます。 これも家を住み替えたからこそ得られたこと。 もちろん気になることがなかったわけではありません。仲良くしてくれたご近所のみなさんと離れること。一軒家の住宅ローンはあと少しで終わる予定だったのですが、マンションを購入するなら再びローンを組まないといけないこと。住み替えを検討するにあたり、このふたつが頭をよぎりました。 でも住み替えを決意し動き始めたら、ワクワクすることのほうがたくさん」