巨大鼻ピアスの穴は2.3cm…ほぼ全身タトゥーまみれの67歳男性に「痛くないの?」と驚きの声…費用は総額9700万円以上
全身にボディアートをほどこした67歳の男性が、アメリカおよび欧州のタトゥー・フェスティバルで注目を集めている。 【写真多数】全身にタトゥーをほどこした67歳のドリュー・パウエルさん その人物とはアメリカ・ワシントンDC在住のドリュー・パウエルさんだ。南太平洋のマルキーズ諸島伝統の黒い戦士風タトゥーを全身に刻み、またピアスの穴もたくさんあけている。 パウエルさんは若いときから「全身タトゥーだらけ」の人生を送ってきたわけではない。通信関係の起業家だったパウエルさんがボディアートを始めたのは、仕事を引退後、60代になってから。若い時に南太平洋の先住民戦士のタトゥーに興味を持ったものの、すぐにタトゥーを入れることはなかった。 「仕事上の責任もあり、また私が若かった頃はタトゥーや身体改造にあまり良いイメージがなかったため、自分の(タトゥーを入れたいという)欲求のままに行動しませんでした」 「(しかし、タトゥーが一般的になり)世界が私の考え方に追いついたので、今始めるか、または生涯やらないかを決めることにしました」 「後悔しながら死にたくなかったんです」 パウエルさんはボディアートを始めることを決め、2022年10月から本格的にタトゥースタジオに通い始めた。2週間に1回、8時間ものセッションを続け、現在の「ボディスーツ」を手に入れた。 これまでにタトゥーにかけた時間は220時間、そしてタトゥーと身体改造(ピアス等)に掛けた金額は6万2000ドル(約9700万円)以上!とのこと。 引退後、かつ人生の後半になってからボディアートを始めた「利点」について、パウエルさんは下記のようにコメントしている。 「私には十分な資金があり、時間もあります。自分が何を望んでいるのか正確に分かっていました」 タトゥーが一切ない状態を「きれいなキャンバスだった」と語り、何もなかったからこそ全身に同じデザインのタトゥーを入れ、「ボディスーツ」として統一感のあるアートに仕上げることができた。 パウエルさんの写真を見ると、タトゥー以外にもたくさんのピアスが印象的だ。特に鼻柱を貫通する「セプタム」と言われる鼻ピアスは、驚くほど太い。 思わず「鼻、痛くないの?」と言いたくなるほどの太さだが、このピアスは直径2.3cmもあるという。