「鉄道テロで飛行機が10万円超」「プレスセンター、しょぼい」取材記者が明かす“トラブル続出”パリ五輪取材ウラ話「でも治安は意外と…」
五輪閉幕後、スリの多いパリに戻っていた
オリンピック閉幕から1週間後、伊東純也と中村敬斗が所属するランスを訪れた。オリンピックとパラリンピックのはざまの時期だったためか警官たちは減り、どうやらふだんの人もスリも多いパリに戻っているように感じた。あっという間に日常を取り戻していたようだった。 あらためてこうして書き出してみると、パリ五輪のサッカー取材は結構大変だったような気もするが、なにかもう過去の良い思い出になってしまっている。旅としては楽しかったが、日本にとってはあまりサッカーが主役になれなかった大会で、サッカー取材者としては悔しくもある。 もしも次回、大岩剛監督が再任したLA世代の五輪本大会で取材チャンスに恵まれたなら……会場がアメリカ全土となればどんな旅になるだろうか、などと思いを馳せつつ、今後も取材をしていかねばとも思っている。 〈第1回、第2回からつづく〉
(「オリンピックPRESS」了戒美子 = 文)
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