「エギング歴10分!?」「そんな人でも大丈夫です」エギの選び方の基本を超わかりやすく解説!
エギングはほぼ初挑戦のルアマガ女子部片原さんに、エギングエキスパートの湯川さんが釣り方をレクチャー! 湯川さんは基本のキの字からしっかり教えつつ、必釣のコツを詳らかに公開! 入門者養成企画にしてエギングを100%楽しむためのバイブルをお届けしよう。 【画像】エギの選び方の基本を超わかりやすく解説 写真ギャラリー
エギングほぼ初挑戦で湯川さんとキロオーバーのダブルヒット。ここに至るまでの基本と必釣のコツを紹介!
結果からお伝えすると、エギング歴は「友人と海に行き、数投しただけ。10分くらいです」という片原さんが、実釣通算約8時間後にはキロオーバーをキャッチ! その理由は…湯川さんが実践する必釣のエッセンスのレクチャーを受け、しっかりと実践できたらだ。エギング入門者の方が基本をマスターしつつ、いち早く釣果を手にする方法を教えます(動画はホントに必見です)!
エギ選びの基本を伝授! 3.5号ノーマルタイプを基準にサイズ&タイプの使い分けで釣果が伸びる!
片原さんの第1投に湯川さんが選んだエギはセフィア クリンチフラッシュブースト3.5号(シマノ)。 JOE「3.5号のノーマルタイプ。エギングのベースとなるエギです。例えば初めてのポイントなど状況がわからないときに最初に投げます。カウントしながら沈めて、まずは底がとれるか? を判断します」 JOE「3.5号のノーマルを投げて着底がわからないときはディープタイプを試します。ノーマルタイプでは深すぎたり、潮の流れが速すぎることがある。逆にストーンッとすぐに着底したり、根がかりが多いときはシャロータイプという感じで使い分けます」
イカの活性が低いときや警戒心が強いときほどゆっくり沈むエギが有効
EMMA「エギのタイプというのは重さの違い?」 JOE「重さもそうですけど、重要なのは沈降速度の違い。3.5号でいうと1m沈むのにノーマルで3.7秒。ディープで2秒前後。シャローで6秒前後」 EMMA「そんなに違うんですね!」 JOE「そう。あとフォール中の姿勢も違います。フォールが速いエギほど、フォール姿勢は頭下がりになりやすい。活性が高いときは頭下がり気味のフォール、要は速く沈むエギでも抱きやすい。逆に活性が低いときや警戒心の強い春イカはゆっくり沈むエギに反応しやすい。これも覚えておいてください。春は水深10mあってもシャロータイプを使うこともあります」 EMMA「シャロータイプは浅場用というわけではないんですね」 JOE「そう。逆にシャローエリアでイカの活性が高いときは、シャロータイプよりノーマルタイプのエギのほうが良く飛んで、手返し良く探れて、効率良く釣れるケースもある。釣果を伸ばす上でタイプの使い分けもすごく重要です」