11月も値上げだらけ……電気・ガス代は882円増、政府の補助は? 「1分」もあなどれない節ガス術【#みんなのギモン】
■街の人に聞く…光熱費の節約術は?
小野解説委員 「こうして値上がりが続く中、『節約するのもこれ以上は限界だ』という声も聞かれます。街の人に光熱費の節約術を聞いてみました」 4人家族の主婦(60代) 「(料理の)ガスは強火にしなくて大丈夫なところがあるので、そこは弱火にして、鍋の底にちゃんと当たるくらいで」 3人家族の主婦(60代) 「寒くなったらやっぱり湯船に入らないといけないから、なるべく間隔を縮めて入るように努力。ひとり入ったら次ひとり入って、間を空けると追い炊きとかしないといけないから」 年金でひとり暮らし(70代) 「暖房はあまり使わないようにして、なるべく1枚着ていたのを2枚、3枚着て我慢するしかない」 5人家族の主婦(40代) 「とにかく電気は使っていないところは消す。あとは(お湯の)温度を上げすぎない」
■家庭のエネルギー消費、3割がお風呂
小野解説委員 「皆さん、ちょっとしたところでいろんな節約術を考えていらっしゃいます」 森アナウンサー 「私は家で冬場はダウンを着ていて、大学時代から癖になっています。暖房は控え目にします。私の部屋はいつも寒いです」 鈴江アナウンサー 「冬の間は重ね着をすることができるので、まだ耐えられるのか、どうなのか…」 小野解説委員 「最近、日が暮れると寒いですからね。お風呂で温まる上でのガスの節約術を紹介します。東京ガスが節約情報などを載せている暮らし情報メディア『ウチコト』によると、お風呂は家庭でのエネルギー消費の約3割、水の使用量の約4割を占めると言われています」
■シャワーの設定温度、2℃下げると?
小野解説委員 「お風呂の存在は大きいです。シャワーは出しっぱなしにしがちですが、一般的なシャワーで1分間で約10Lのお湯を使います。家の中で、1人1日1回、1分間使用時間を短くするだけで、4人家族の場合、水道代を含めて年間9704円節約できます」 「また、寒い時に上げがちなお湯の設定温度について、熱すぎるシャワーは肌の負担にもなります。設定温度を42℃から2℃下げて40℃に設定すると、水道代を含めて年間で2939円の節約になります」 刈川キャスター 「冬場はできるだけ温かいお湯につかりたいなと思いますが、どちらもすると結構な節約になるので、協力してやりたいですね」