フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
2024年F1ラスベガスGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5位でフィニッシュし、4年連続となるドライバーズタイトルを獲得した。 【写真】2024年F1第22戦ラスベガスGP ランド・ノリス(マクラーレン)の前を走行するマックス・フェルスタッペン(レッドブル) フェルスタッペンは、ランキング2位のランド・ノリス(マクラーレン)と62ポイント差をつけてラスベガスGPに臨み、決勝後にその差を60ポイント以上維持すれば、タイトルを確保できる状況だった。 決勝でフェルスタッペンは5位を獲得、ノリスは6位にとどまったことで、フェルスタッペンのタイトルが決定した。 5番グリッドから、序盤にピエール・ガスリー(アルピーヌ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜き、2番手に上がった後、11周目にミディアムタイヤからハードに交換。セカンドスティントでは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の後ろの2番手を走行した。27周目からの最終スティントでは、序盤はメルセデス2台に続く3番手を走ったが、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルクレールにかわされ、46周目に5番手に落ち、その位置でフィニッシュした。 チームは、「(レース終盤に)マックスはコントロールモードに入っていた」と述べている。 「6番手のノリスに10秒以上差をつけていたため、フェラーリのふたりからプレッシャーをかけられた時に抵抗しなかった」 ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=5位(50周/50周) 5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード 今日ここでタイトルを獲得することができて、信じられない気分だ。チャンピオンシップを制したことを本当に誇りに思う。 今年は本当に大変な年だった。チームとしてすべてに対処できたことを誇らしく思う。 力強い形でシーズンをスタートしたけれど、その後は厳しい状況になった。でも僕たちは決して諦めるつもりはなく、できる限り最高の結果を出し、ほとんどミスをしなかった。それがタイトルを獲得するために必要なことなんだ。 チームとして団結し、懸命に反撃し、より強くなって戻ってきた。自分たちが達成したことに関して、皆を心から誇りに思う。それから、今シーズン協力し合って仕事をしてきたことについて、自分自身も誇らしい。 今日は冷静さを保って、一台一台を追い抜いて行った。粘り強く自分のレースをするよう心がけ、それがうまくいった。 チャンピオンシップでの勝利は毎回異なっている。だからこそ、特別なのであり、僕たちにとって本当に大きな意味を持つんだ。 僕たちは今、4度目のワールドタイトル獲得を祝っている。このチームの一員であることを本当に誇りに思うよ。まさに『シンプリー・ラブリー(Simply Lovely/本当に最高)』だ。 [オートスポーツweb 2024年11月24日]