「これまでいたチームとは違った」。ビビーが晩年に所属したヒート特有のルールを回想「毎週、体脂肪をチェックするなんて」<DUNKSHOOT>
現地時間8月29日、ジェフ・ティーグ(元アトランタ・ホークスほか)らがホスト役を務めるポッドキャスト番組『Club 520 Podcast』の最新エピソードが公開され、ホークス時代の先輩のマイク・ビビーがゲスト出演。キャリア晩年に過ごした、あるチームでの経験談を語った。 【動画】王者レイカーズを追い詰めたビビーの劇的決勝弾!2002年ウエスタン・カンファレンス決勝第5戦 アリゾナ大1年時に先発ポイントガードとしてNCAAタイトルを獲得したビビーは、2年目のシーズン終了後にアーリーエントリーし、1998年のドラフト全体2位でバンクーバー(現メンフィス)・グリズリーズから指名されてNBA入り。 堅実なプレーメークと高いシュート力を武器に1年目から平均2桁得点をマークし、14年間で通算1001試合に出場。キャリア平均14.7点、3.1リバウンド、5.5アシストの成績を残した。 2001-02シーズンから所属したサクラメント・キングスでは、クリス・ウェバー、ブラデ・ディバッツ、ペジャ・ストヤコビッチらとともに強豪の地位を確立。02年のカンファレンス・ファイナルでは同年に3連覇を達成するロサンゼルス・レイカーズ相手に第5戦でビビーが貴重な決勝弾を見舞い、3勝2敗と王手をかけたが、続く2試合を落としてファイナルへの道は絶たれた。 1年目にオールルーキー1stチーム入りこそしたものの、個人タイトルとは無縁で、チャンピオンシップ獲得も叶わずキャリアを終えたビビーだが、晩年に1度だけNBAファイナルまで勝ち進んでいる。 ホークスで開幕を迎えた2010-11シーズン。ビビーは2月にワシントン・ウィザーズへトレード後、2試合に出場した後にウェイブ(保有権放棄)され、マイアミ・ヒートと契約を結んだ。 当時のヒートは生え抜きエースのドゥエイン・ウェイドにレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)、クリス・ボッシュが加わった“スリーキングス”結成初年度で、イースタン・カンファレンス2位の58勝24敗(勝率70.7%)を記録。ビビーは加入後22試合(うち先発12試合)に出場して平均26.5分、7.3点、2.2リバウンド、2.5アシストをマークし、ベテランのロールプレーヤーとして貢献した。 ビビーは「別格だった。これまでいたチームとは違ったんだ」とヒート時代を回想。チーム独自の慣習についても明かした。 「毎週、体脂肪をチェックするなんて、これまで全く経験したことがなかった。そのテストをクリアできないと、有酸素運動の頻度を増やさないといけなかったし、毎週自分で体重を測らなきゃいけなかった」
【関連記事】
- 「優勝チームと肩を並べることができたと思う」元キングスのビビーが語るチームの黄金期「すべてが良かった」<DUNKSHOOT>
- ノビツキーが悲願のNBA制覇を遂げた2011年ファイナルを回顧「彼らが結成1年目だったのはすごく幸運だった」<DUNKSHOOT>
- ジョージ移籍でまさかのプレーイン圏外予想となったクリッパーズ。指揮官は「皆さんが間違っていると証明するのが楽しみ」<DUNKSHOOT>
- 「この世代で20年前のようなプレーができる選手はいない」レジェンド軽視のエドワーズにKGが苦言「君の言っていることは意味不明だ」<DUNKSHOOT>
- 「河村勇輝の契約フラグ来た?」NBAグリズリーズのロスター枠にできた“空き”に日本人が反応「2ウェイチャンスあるんじゃないのこれ!」