MotoGP第16戦日本GPセレモニーイベントとして小椋、古里らが植樹体験。モビリティリゾートもてぎの未来の森を育む
10月3日、2024年MotoGP第16戦日本GPが開催されるモビリティリゾートもてぎで、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)主催『FIM KiSS プログラム』の一環となる『RIDE GREENキャンペーン』が実施され、日本GPに参戦する小椋藍(MT Helmets – MSI)、古里太陽(Honda Team Asia)、アルベルト・アレナス(QJMOTOR Gresini Moto2)、フェルミン・アルデグエル(Beta Tools SpeedUp)がV字コーナーを見下ろす観客エリアで苗木を植樹。持続可能なモーターサイクルスポーツを目指していく行動の印を刻んだ。 5月のFIMトライアル世界選手権の開催時にも行われた『FIM KiSS プログラム』の『RIDE GREENキャンペーン』。“KiSS“は、『Keep it Shiny and Sustainable』の略だ。 【写真】植樹を行う小椋藍 今回、植樹イベントが行われたのはのモビリティリゾートもてぎのV字コーナーを見下ろす観客エリア。Moto2クラスに参戦する小椋、アレナス、アルデグエルの3名とMoto3クラスに参戦する古里がイベントに参加した。 最初に挨拶を務めたモビリティリゾートもてぎの総支配人・嘉門順也氏は、「私たちは持続可能なモーターサイクルスポーツを目指すため、運営コンセプトの一環として、 FIMコードに基づいたこの取り組みとFIM KiSSプログラムの継続を取り組んで参ります」 「このKiSSプログラムは、社会、環境、経済の3つの柱をテーマにした具体的な取り組みを実践することで、持続可能なモーターサイクルスポーツを未来につなげていく活動です」と活動を説明。 「本日は、モビリティリゾートもてぎのレーシングコースの周辺のエリアに、森林保全活動のCO2排出オフセットに対する行動の印として、苗木を植樹します」 「この活動は、FIMとドルナの皆様の協力を得て、我々のスポーツを通じてより緑を大切にして持続可能なものにすることを表現しています。これを毎年行うことにより、もてぎグランプリフォレストを育成することを目指していきます」とコメント。 植樹する苗木は、CO2吸収力の高い照葉樹である白樫と茂木町の町木である落葉広葉樹の欅の2種類で、4名のライダーたちが鍬を手にそれぞれ苗木を植樹した。今は小さな木が植えられているこのエリアは、数十年後には今日植樹した苗木が大きくなり、森へと育っていく予定だ。 [オートスポーツweb 2024年10月03日]