3年で投資信託1千万円→880万円の人も…新NISAで高まる投資熱 第3子出産控える一家のリスク許容度は
みずほ銀行 名古屋駅前支店 若山彩香さん: 「リスクをどこまで許容できるかに応じて、検討の余地が十分あるかなと」 男性(29): 「15年でこんな差があるんですね。130万大きいですよね」 効率的に市場平均のリターンを目指す“インデックスファンド”と、収益チャンスを積極的に狙って運用する“アクティブファンド“に、計1万円を積み立てることに決めた。 男性(29): 「現状1口5000円ずつなので、増額は考えています」
若山さん: 「(新NISAに)非常に関心が高くなっているのは、日常的に感じています。特に20、30代の方を中心にNISAを中心とする資産形成に対するアンテナは高いなと感じます」 新NISAは、20代・30代を中心に、投資の入口にもなっているという。
■NISA検討してアプリ用意も入金“ゼロ”「デメリットは自分で調べないと出てこない」
名古屋市に住む船坂さん一家も、新NISAでの積み立て投資を検討していた。
船坂愛佳さん(29): 「NISAを始めてみようと思って、アプリを入れるところまでやっていますね。アプリを入れてやろうとしているところです」 船坂さん一家は会社員の夫とフリーランスの妻、子供2人の4人家族だ。4月には第3子の出産を控えている。
母・愛佳さん: 「『3人目の教育資金は?』ってなると、新たに資金調達がどうってなるから、今私たちが新たに増やさなきゃいけない資金運用は、“老後”と3人目の“教育費”」 愛佳さんの夫・宗佑さん(34): 「優先されるのは子供の方」 愛佳さん: 「先に来るのは子供の方だけど、長期で投資しなきゃいけないことを考えると、もうそろそろスタートさせないと」 新NISA関連の本も買うなど、夫婦で“勉強中”だという。しかし、投資アプリをスマートフォンにダウンロードしたものの、まだ入金額はゼロだ。
愛佳さん: 「国もすごいNISAを押しているんだけど、デメリットっていうのは自分で調べないと出てこないから、まだちょっとNISAの方に踏み出すのは不安があるかな」 宗佑さん: 「まぁリスクもあるからね」 愛佳さん: 「その20年、30年、長期的にリスクを負いながら、じゃあ入るお金はどれぐらいって考えた時に…」 “投資”という、これまで学んでこなかった分野に、ハードルが高いと感じていた。