都内から約2時間でイギリスに!? 気軽に異文化を体験できる「パスポートのいらない英国」ってどんなどころ?
●ブリティッシュヒルズはなぜ創立された?
ではいったいなぜ、日本国内に本格的な英国体験型施設が創立されたのでしょうか。 前述の施設担当者は、「ブリティッシュヒルズは、創立者である佐野公一氏の“言葉は世界を繋ぐ平和の礎”という理念のもと、留学が難しい学生が日本にいながら英語環境と外国文化を体験できる施設として創設されました」と話します。
ブリティッシュヒルズは、宿泊や日帰り利用だけでなく語学研修施設としても使用されており、滞在中の生活・体験すべてを通じて気付きが得られる“トータルイマージョンプログラム”を提供しています。 トータルイマージョンとは、学習中のことばを使用して生活しながらその言語を習得する教育方法のこと。利用者に没入感を与えるために、建物や家具まで本物志向にこだわって設計されています。 また、食事をしながらの社交会話やマナー、夕食後のパブでのカジュアルトークなども含め、受講生の異文化学習を多面的にフォローできるようにトレーニングされた教員が研修をサポートしてくれるのも、ブリティッシュヒルズの特徴です。 さらにレッスン以外の時間でも英語に触れられるように、外国人スタッフを随所に配置し高密度の英語環境を生み出しているとのこと。 こうしてブリティッシュヒルズは1994年7月に営業を開始して以来、“パスポートのいらない英国”として、多くの来訪者に英国文化や語学研修の機会を提供しているというわけです。 * * * ちなみに、実際に訪れた利用者からは「日本にいながら海外に行った気分が味わえる」「非日常的な素敵な時間を過ごせた」「日本にいながら英語で話したり、外国人と触れ合う機会は大変貴重」「建物や調度品が素晴らしい」といった感嘆の声が多く寄せられているといいます。 海外旅行需要が高まりつつ物価高の影響も大きい昨今、パスポートいらずで英国を満喫できるブリティッシュヒルズは今後さらに注目される可能性もありそうです。
Peacock Blue K.K.