小池都知事が記者会見9月18日(全文1)犯罪被害者・家族に見舞金給付を開始
パパママ東京ぼうさい在宅出前教室
もう1点あります。パパママ東京ぼうさい在宅出前教室についてのお知らせであります。東京都では子育て世代の保護者のグループを対象にして、お子さんをお持ちの家庭だからこそ必要な防災の知識や備えなどを学んでいただく出前教室、こちらのほうは昨年度からすでに実施をしておりまして、大変人気があります。今年度ですが、新型コロナの影響で休止をせざるを得なくなっていたんですが、今9月ですね。11月から来年の3月にかけて、今度はオンラインで実施をするということであります。 開催する会場の確保は、これ、オンラインでやりますから必要がないわけですけれども、受講者にとっては在宅や外出先など、場所を選ばずに受講が可能になります。また、仕事が終わったあとなど、グループの都合に合わせた時間帯でも実施ができるということであります。内容も充実させます。そしてコロナ感染対策・防止に留意した避難の在り方などについても講義に盛り込んでまいります。 対象ですけれども、0歳児から小学生の保護者の方々15人以上のグループでお申し込みいただきたい。保育園や幼稚園のママ友やパパ友など、子育てサークルなどが対象になります。本当に昨年度、数多くの応募があって好評をいただきました。そのため、今年度は募集枠を増やします。で、90グループまで拡大して実施をいたします。今日から募集を早速行いますので、10月30日の期限まで受け付けます。どうぞお申し込みを、東京都の防災ホームページをご覧いただいて、そちらのほうからお申し込みをいただきたいと思います。ぜひ多くのグループの皆さんからご応募いただければと、このように考えております。以上、私から今日は4点お伝えをさせていただきました。
犯罪被害者等見舞金給付制度の意義は
時事通信:ありがとうございます。幹事社の時事通信です。幹事社から2問伺います。1点目は犯罪被害者等見舞金給付制度について伺います。これまで導入を求める声が多かったというふうに聞いていますけれども、あらためて経緯と、あと意義についてご説明いただけますか。 小池:これは残念ながら犯罪に遭われた方っていうのはご本人もそうですし、お亡くなりになるケース、殺人はまさにそういうケースでありますけれども、大変な精神的・経済的な状況に置かれるわけですね。ご本人には10万円、重傷を負われた方など、重傷病見舞金が10万円、それから遺族の方には30万円ということであります。これをできるだけ早く提供させていただくと、支給をさせていただくこともポイントかと思います。 やはりこれは根拠になるのが条例でありますけれども、確か三重県が最初に作った条例だったと思います。で、2番目が東京都であり、かつ、今回のこの見舞金の支給、具体的に進めるということで、その条例をさらに、担保といいましょうか、強化することになろうかと思います。何よりも犯罪が起こらないことが第一でありますけれども、このような形で被害者の、犯罪被害者などのお見舞いをしっかりとするということも重要なことだと考えております。