小池都知事が記者会見9月18日(全文1)犯罪被害者・家族に見舞金給付を開始
家庭内感染が全体の約3割
そしてきのうのモニタリング会議でもご指摘いただいておりますように、今週の濃厚接触者におけます感染経路別の割合を分析しますと、このところの傾向でありますけれども家庭内の感染、こちらが全体の約3割。そしてまずは家庭内にウイルスを持ち込まないということが重要になってまいります。 じゃあいったいどうすればいいんですかという話なんですけれども、まずは飲食店などの会食先で感染をして、それを家庭に感染を広げるということ、この事例が多いわけですけれども、また友人、お友達を自宅に招いて会食をして感染するという、そのような事例も見受けられる。逆に自宅だから、友達だからということで安心してしまう。そして密の状態で長時間、過ごした結果、感染してしまうということであります。会食の場合は楽しいものでありますし、会話も弾むわけでありますけれども、お酒が入るとマスクを外したり、それからついつい大声にもなりがちであります。ですから飲食店に限らず、また友達の家、自宅であろうと長時間の飲食や飲酒、大声、至近距離での会話はお避けをいただきたいということであります。これも感染を予防するための新しい日常だということでご理解いただきたいと思います。 またレジャーでの感染事例も散見されるところですけれども、例えばゴルフに行ったり、バーベキューに行ったりということでありますが、例えばゴルフ場はもちろんオープンエアなわけですけれども、みんなで例えば車、一緒に移動するというような場合、車内でもマスクを着けてくださいと。それから小まめに換気もしてくださいというような基本的な対策、こちらのほうも徹底していただければとこのように思います。
演劇などは50%以内から100%以内に緩和
それから、お子さまやまた介護が必要な高齢者の方、障害のある方、それぞれ一緒に暮らしておられる場合、多いかと思いますけれども、ご自身が感染された際に入院したり、それからホテルのほう、宿泊療養のほうにいらっしゃるっていうのは、いや、子供は残せませんよと。高齢者がいますからと。障害を持った人、家族もいるんでというようなときはなかなか安心して入院や宿泊療養生活が大丈夫かなと、ご心配かと思います。ただそのような場合でも都として安心して入院、そして宿泊療養生活が送れるように区市町村と連携しながらサポートしているところであります。 例えば子育て中の方ですけれども、必要に応じて保健所と児童相談所が連携しながらお子さんを医療機関などで一時的にお預かりするというケース。高齢者の介護、それから障害のある方の介助をしておられる方々については状況に応じて、ホームヘルプであるとか配食サービス、地域の施設のショートステイなどをご利用いただけることになっております。 お住まいの区市町村とぜひ直接ご相談いただければと思います。それからペットがいるんだという方、ペットを置いて入院したりできないよと、宿泊療養施設に行けないよという方々。ペットの預け先がなくてお困りの場合は、こちらに専用ダイヤルがございます。あすからちょうど連休もスタートしますので、外出など予定されている方もいらっしゃるかと思いますけれども、ぜひともお気を付けいただきたいっていうのが次のテーマであります。 イベントなどもこの間、開催されるかと思いますけれども、かつ開催の制限がこれまでありました。これが緩和されるということで、次のお知らせになります。こちらご覧のとおり、あした19日から緩和されるということで、国が方針を示しました。都も同様の取り扱いといたします。 収容率については、これは例えばクラシック音楽のクラシックのコンサートであるとか、演劇など、これまで50%以内となっていんたんですが、今回の緩和によって100%以内ということに要件が緩和されます。一方で、同じイベントでもロックのコンサートであるとか、スポーツイベントなど、例えば大声で応援というか歓声を上げたり声援などが想定されるイベントですけれども、こちらのほうは、ついつい飛沫が飛んでしまう可能性があると。感染のリスクが高まるという恐れがありますので、ということで引き続き50%以内になっているということです。