文房具好きの木下綾乃さんがコクヨを訪問、進化を続ける文房具を語り合う
THE CAMPUS SHOP
木下 私は海外に行くと文房具をお土産に買うことが多いんですが、日本の文房具も海外からの旅行者の間で人気は高いんですか? 三上 年々高まっています。羽田空港のお店でも商品の使い心地を試されて「アメイジング!」っていう声も聞こえてきます。日本の文房具の魅力をこれからもっと世界に発信していきたいです。 木下 のりテープやはさみなど、もう進化しきっていたと思っていたものでも、さらに進化し続けていますしね。今日の三上さんのお話を聞いて、ますます文房具が愛おしくなりました。価格が手頃だから少しずつ集めるのも楽しいし、買った時の思い出も含めて、目に入るたびにうれしい気持ちになる。さりげないけれど日常を彩ってくれるもの、それが文房具なんだと思います。 三上 毎日使い込むことで、さらに魅力が増していく部分もきっとあるはず。しかもいつも身近にあるのに、実はすごく奥深くて働き者。そのギャップや健気さがまたいいんですよね。
撮影・黒川ひろみ 文・嶌 陽子
『クロワッサン』1105号より
クロワッサン