「パワーついた」日本ハム・新庄監督 紅白戦1号の野村佑希に賛辞 積極走塁の浸透を狙う「アウトになっていいから先の塁を」
◇プロ野球・日本ハム1軍春季キャンプ(7日・タピックスタジアム名護) 日本ハムの新庄剛志監督が、キャンプ3度目となる紅白戦を終え、取材に応じました。 【画像】12球団監督会議に参加した日本ハムの新庄剛志監督 この日行われた紅白戦では4番候補の野村佑希選手に実戦第1号ホームランが出ましたが、監督は「ちょっと詰まり気味だったんですけど、オフの間にパワーついたんでしょうね。バットも少し変えたみたいで、いいアピールはしてくれた」と賛辞を贈りました。 また、白組のスタメンマスクをかぶりヒットを放ったドラフト2位・進藤勇也捕手については「打つ方ではうまく右中間に食らいついた。今日バッティングのポイントが少し近かったので、ボール3つ分くらい前に置いて、泳いでいいからっていう指示を出したら、そこからいい打球打ち始めた。ちょっと泳ぎ気味で打ったんで、今日のヒットもね」とアドバイスを送り、結果が出たことを明かしました。 監督はチーム全体に、「打った瞬間にセカンドに行く」走塁を指示しているという新庄監督。 「アウトになってもいいから、先の塁を狙う。今日、いい走塁も何個もあったでしょ。ああいうところはごく普通になってほしい、“いい走塁”じゃなくて。『ファイターズならあれ普通でしょ』っていうふうにね」 昨年はリーグ最下位、チーム得点数リーグ5位だった日本ハム。走塁の意識を変え、得点数アップそしてAクラス入りを狙います。