「でけぇ、嘘だろ…」ワカサギが復活!! それを食べる超巨大イワナも飛び出した!!
一般社団法人日本釣用品工業会がLOVE BLUE 事業で取り組まれている「内水面釣り場拡大」。その活動のひとつ「ワカサギ釣り」の支援が各地で活発に行わている。事業開始から7年でその支援は20箇所以上に及んでいるという。今回はそんな支援を受けた団体の一つ、魚沼漁業協同組合の例を紹介する。 【画像】「でけぇ…」28年ぶりに釣られた70cmの大イワナ
資源の底上げを目指し、 ワカサギ増殖を安定化研究機関等と連携し豊かな湖が蘇える
「LOVE BLUEで支援いただいてワカサギを増やしてから、 ワカサギ釣りのリピーターが増えました!」 そう強く語っていただいたのは、 新潟県魚沼市の奥只見湖を管轄する魚沼漁業協同組合員であり、湖畔で貸ボート&宿泊施設「奥只見山荘」を営む星 隼人さん。 「奥只見湖では、これまでも継続してワカサギ増殖を行ってきましたが、 2020年度から本事業の支援でソーラーワカサギふ化装置を導入しました。効果的な放流が上手く進んでいるようで、ワカサギ釣りは釣果がとても安定しています。9 月からワカサギ釣りの本格シーズンに入るんですが、他店からの情報では、新潟県の釣り人にとってワカサギはお隣の福島県や長野県に出掛けて釣りに行くターゲットだったものが、この奥只見湖でもとても良く釣れるようになったことで、 ワカサギ釣りの穴場として評判なんです。貸ボート店によってはワカサギ釣りのリピーターが約 3 割増えた、というお声もいただいてい ます」 LOVE BLUE事業で奥只見湖へ支援したワカサギ増殖資機材は、本事業によって長野県水産試験場が開発した「ソーラーワカ サギふ化装置」。 山間の湖等、電源の無い場所でも設置・稼働が可能で、可搬型で移動も出来ることから、使用後に倉庫等へ保管も OK となっている。 設置場所に制限のある奥只見湖のようなダム湖でも大活躍。さらに魚沼漁協では、新潟県内水面水産試験場及び長野県水産試験場と連携しながら、ソーラーワカサギふ化装置の稼働や受精卵の確保等、ワカサギ釣りとワカサギ資源の向上に向けた取組みを続けている。その効果によって、秋から本格化するワカサギ釣りでの好調につながっている。