母は「食器を洗ったスポンジ」でそのまま「シンク」も掃除します。「衛生面」が心配なのですが、分けなくて問題ないのでしょうか…?
食器を洗うためのスポンジをそのままシンクの掃除に使うことに、衛生面で疑問を感じる人も少なくないかもしれません。特に、食器とシンクでは異なる種類の汚れが発生する傾向があるため、使用するスポンジを分けるべきかどうかは重要です。 この記事では、食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジを分けることのメリットと、同じスポンジを使用することの潜在的なリスクについて解説しています。また、シンクを掃除するスポンジの代替案についてもご紹介しています。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
食器を洗ったスポンジでシンクも掃除するのは、問題があるのか
食器を洗ったスポンジをそのままシンクの掃除に使用することに、抵抗がある方もいるでしょう。複数サイトによると、食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジを分けている方と分けていない方がいて、賛否が分かれているようです。 政府広報オンラインによると、食中毒の原因となるウイルスや細菌は、食器を洗うためスポンジをはじめとするキッチン用品にも付いていることがあるようです。 新品のスポンジを使用しても、シンクにウイルスや細菌が付いていれば、食中毒などが発生する可能性もあります。 以上を踏まえると、食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジは、分けたほうがよいといえるでしょう。
スポンジにかかる費用
食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジは、分けたほうがよい可能性があることが分かりました。 実際に、スポンジにかかる費用を計算します。 株式会社プラネットが行ったキッチンスポンジに関する意識調査によると、1ヶ月に1回程度食器を洗うためのスポンジを交換しているという方が最も多いという調査結果が出ています。食器を洗うためのスポンジの相場は、1個あたり約146円です。 今回は1個146円の食器を洗うためのスポンジで、1ヶ月に1回食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジの両方を交換する場合と、頻度は同じ回数で食器を洗うためのスポンジとシンクを掃除するスポンジを共用している場合を想定しています。表1にまとめました。 表1