「スーツケースいっぱいに買って、持って帰りたいくらいハマった」 アメリカ人が名前と味のギャップに驚いた日本の飲み物とは
日本には、英語を使った名前の商品がたくさんあります。それを見て訪日外国人が驚いてしまうこともあるようです。アメリカから旅行中の大学生5人組は、日本のコンビニで見つけた商品の名前にびっくりしてしまったそう。しかし、実際に口にしてみると、そのおいしさの虜になってしまいました。いったい何だったのでしょうか。 【写真】アメリカ人が名前と味のギャップに驚いた日本の飲み物の写真 ◇ ◇ ◇
小学生の頃からの幼なじみ5人組で初めて日本へ
小学校からの幼なじみ4人とともに、アメリカから来たというダニエルさん。今回が初訪日だといいます。14日間滞在し、東京や大阪、京都を観光する予定です。 「全員旅行が好きだから、ヨーロッパには行ったことがありましたが、アジアには誰も行ったことがなかったんです」 こうして初めてのアジア旅行に日本を選んだ5人。旅の中で、アメリカにもあるけれど、日本とは全然違う店に驚いたといいます。それは、北米で現在1万3000店以上を展開しているという、コンビニエンスストアのセブンイレブンです。 5人は便利な日本のコンビニにすっかりハマり、頻繁に利用している様子。そのなかで見つけた、日本のスポーツドリンクがお気に入りになったそうです。 「ポカリスエット! 実は日本へ行ったことのあるアメリカ人の間で、少し話題になっていたことがあったんです。『商品名に“汗”と書かれている飲み物だ、ひどい』って(笑)。でも、実際に飲んでみると、すごくおいしいんですね!」 大塚製薬の公式ホームページによると、ポカリスエットが生まれたのは1980年。当時、経済が著しく成長して豊かになったことで健康志向が高まり、スポーツなどで汗をかくシーンが増えてきました。そこで、同社は汗をかくことで失われた成分を手軽に補給できる飲み物を開発することに。 「汗の飲料」というコンセプトのもと誕生したのがポカリスエットでした。商品名に使われている英語の「スエット」は「汗」という意味。そのため外国人は、商品名を見てぎょっとしてしまうことがあるようです。 「アメリカの『ゲータレード』に似ているのですが、ポカリスエットは甘すぎず酸っぱすぎなくて、ゴクゴク飲めますね。スーツケースいっぱいに買って、持って帰りたいくらいハマりました」 まだまだ残暑が続く日本。こまめに休憩や水分を取りながら、日本での滞在を楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部