Thunderboltに無線LAN、10GbE対応の最新デスクトップPC「DAIV FX-I7G7S」を試す
大容量の128GBメモリ搭載やトリプルSSD構成にも対応
メモリは標準で32GB(16GB×2)、ストレージもPCI Express 4.0 x4対応SSDを2TBと十分な容量を搭載する。 BTOでさらに増強させることも可能で、メモリは最大128GB(32GB×4)、ストレージは最大8TBのM.2 SSDを3台搭載するトリプルSSD構成に対応している。加えて、3.5インチHDD(4TB)を追加することもできる。 また、M.2 SSDについては、PCIe 4.0 x4対応SSDの中でも高性能なWD_BLACK SN850XやSamsung PM9A1を指定することも可能で、ストレージにこだわりのあるユーザーにも対応してくれる。
GPUは画像生成にも強いNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを採用
グラフィックスカードは、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズのアッパーミドルであるNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載する。 7168基のCUDAコアとレイトレーシング専用の第3世代RTコアに加えて、568TOPSのAIパフォーマンスを持つ第4世代のTensorコアを統合し、12GBのグラフィックスメモリと、第8世代のハードウェアエンコーダーを採用するなど強力なスペックを持つ。 3Dゲームを2.5K以上の高解像度かつ高画質で快適にプレイできるのはもちろん、Stable Diffusionなどを利用した画像生成、レンダリング/エンコードを多用するビデオ編集、プレビューなどの描画処理、AIを利用した超解像や自動フレーミングなど、クリエイティブワークのさまざまな場面で処理を高速化してくれる。
運用しやすく冷却性能にも優れる専用シャシー
DAIV FX-I7G7Sのシャシーは、2023年1月から導入された新型のオリジナルタイプを採用している。数々の企業広告制作などで実績がある「アマナ」のクリエイターの声を反映してデザインされており、制作の道具としての機能性と美しい外観を兼備する。 このシャシーの突起物を含む公称サイズは約220(幅)×530(奥行き)×510(高さ)mmとタワー型としてもかなり大柄だが、シャシーの上部にはクッション材の付いたハンドルを一体化しているため、設置や移動は比較的楽に行える。後部の足部分にはキャスターも備えており、ハンドルでケース前部を軽く持ち上げるだけで前後に移動できるようになっている。 大柄なボディーだけに内部スペースは広く、大型の冷却装置やハイエンドパーツも格納できる設計だ。本製品も240mmラジエーター搭載の水冷クーラーと前面に3基、背面に1基のケースファンによって、効率的な冷却ができるようになっている。