もっと評価されるべき中盤の鉄人 35歳の今季もインテルでフル稼働する超万能MFムヒタリアンへの称賛
ライバルたちを抑えて活躍中
今夏にはピオトル・ジエリンスキも加わり、インテルの中盤はさらに選手層が厚くなった。当然レギュラー争いも厳しくなるわけだが、変わることなく主力であり続けているのが35歳のMFヘンリク・ムヒタリアンだ。 来月には36歳の誕生日を迎えるムヒタリアンだが、フィジカル面に衰えは感じられない。中盤にはハカン・チャルハノール、ニコラ・バレッラ、ダヴィデ・フラッテシ、クリスティアン・アスラニと実力者が揃うが、ムヒタリアンは指揮官シモーネ・インザーギにとって外せないオールラウンダーなのだ。 今季もここまでリーグ戦14試合に出場しており、リーグ戦だけでもプレイタイムは1137分ある。伊『Gazzetta dello Sport』は35歳以上の選手でムヒタリアンよりプレイタイムが多いのはバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキだけと取り上げている。ムヒタリアンより1歳上の36歳であるレヴァンドフスキもまた鉄人で、ここまで1328分間プレイしている。 ムヒタリアンの場合はゴールを量産するタイプではないため、話題に上がる機会は限られているかもしれない。しかし攻守にアップダウンを繰り返すムヒタリアンは今のインテルに欠かせない。クラブとは2026年まで契約を結んでいるが、今のパフォーマンスならばまだまだ戦えるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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