お手柄!被災した“幼稚園”に 米300kgと水を寄付! 正義のヒーローは「水上バイク」の 仲間20人だった! 本人も 能登地震で自宅が全壊! なのに「子どもたちを助けたい」と語る【能登半島豪雨】
まだ断水中で食べるものもない。SOSを受けて水上バイクの愛好家たちが動いた!
9月29(日)、水上バイク愛好家の 浜 正幸さんと その友人たちが、石川県輪島市の和光幼稚園に、「米300kgと飲料水」を届ける 支援活動を行った。 その4日前の 25日、本誌編集部あてに「29日に 園児を助けるために 支援物資を持って行ってきます」という 浜さんからのメールが届いたので、物資を届けた翌日に、いろいろと話を伺った。 今回、和光幼稚園への支援を決めたのは、「令和6年9月21日 能登半島豪雨災害『支援物資 募集のお願い』」という、友達のSNSを見たからだという。
投稿の内容は、『給食室も浸水してしまい、給食に使うための“お米”が全部ダメになってしまったそうです。輪島のお店では お米を 必要としている人が 他にも多くおられるため、大量に買うことができません。子どもたちの中にも 家が浸水してしまい、お米を持ってくることができない 子どもも います。そこで「お米の支援をお願いしたい」です。和光幼稚園まで送っていただけると幸いです(以下略)』とあった。 それを読んだ 浜さんは「皆で 園児を助けよう!」と 水上バイク仲間 20人ほどに声をかけ、支援物資を集めることから始めた。 仲間の中に 農家の人がいたので事情を話したところ、「園児のためなら」と、収穫したばかりのお米を 格安で譲ってもらえることになった。
水上バイクユーザーが、「米300kgと飲料水」を幼稚園に届ける
和光幼稚園のある地域は、電気は通っていたが断水状態が続いていた。 それでも、「電気が来ているなら、米と水があれば何とかなる」と、すぐに食べられるように 精米したお米と 長期保存できる精米前の お米を計300kgと、大量の水を ピックアップトラックに積んで 幼稚園に向かった。 支援物資を持って、浜さんと 水上バイク仲間の男性1人、女性2人で和光幼稚園に行ったところ、建物には 173cmある 浜さんの胸くらいまで 水が上がってきた痕跡があったという。当然、備蓄していたお米が 流されたり 泥に浸かって、使い物にならなくなっていた。 「子どもたちが お腹をすかしているのは、本当に かわいそうです。僕自身、元旦の地震で被災しているけど、子どもたちを助けたい。お米で 何とかなるなら 持って行こうと思いました」と、浜さんは語る。 浜さん自身も、今年1月の能登半島地震で自宅が全壊している。
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