「どの家にもある食品も、あの家具も危険だった!」 梅雨シーズンこそ絶対にやるべき【カビ・ダニ対策】
こんにちは。片付けについて発信しているありママです。 もうすぐ梅雨シーズン。梅雨に入るとじめじめした日が続いて、洗濯物が外に干せなかったり、塗れた傘や靴が家の中に入ってきたりと……おうちの中の湿度は高くなってしまいますよね。湿度が高くなると心配なのはカビやダニです。小さい子どもには肌のかゆみや咳、鼻づまりなどのアレルギー症状の原因になります。今回は梅雨シーズンにこそ知ってほしい、片付けと掃除のポイントをお話ししたいと思います。 【マンガで読む】片付けのプロに頼むと……汚部屋脱却リポート!
まず、風通しをよくする
カビ対策には、まず通気性を良くすることが大切です。 モノがすき間なく詰まっているところはありませんか? これは祖母のクローゼットの写真です。たくさんものが詰め込まれていますよね。 ギュウギュウに押し込まれている服を取りだし整理をしていたら、カビの生えた服やカビで変色した服がたくさん出てきました。一度も着ていない値札の付いたままの服や、いただきものの箱に入ったままのタオルにもカビが生えて変色していました。祖母の感覚では「クローゼット=モノをたくさん入れる場所」になっていて、除湿剤さえ入れておけば大丈夫だと思っていたようなのですが、新品のものにまでカビが生えていて、ショックを受けていました。 カビ対策のためには余白をつくって、風通しをよくすることが大切。特に湿度が高くなる梅雨の時期は、通気性の悪いところにはカビが生えやすくなります。 布団を入れている押入れや下駄箱も要注意です。空間いっぱいにモノがたくさんあり、通気性が悪くなっていないでしょうか? その場合はまず、不要なモノを捨てましょう。捨てて余白をつくって通気性を良くすることが一番大切です。余白をつくったら、そこに除湿剤を入れて、こまめに扉をあけて換気をするようにしましょう。
見落としがち!? カラーボックスに要注意
カラーボックスはほとんどの家にあり、子ども部屋にも活用しているご家庭は多いですよね。しかし、実はこのカラーボックスはカビが生えやすい素材でできています。 カラーボックスに使われている板は湿気を吸いやすい素材で、湿気や水に弱いのでカビが生えやすいのです。さらにカラーボックスは壁に密着して置くことが多く、風通しが悪くなるので、より一層カビが生えやすいのです……。 梅雨の時期は、壁から数センチ離しておくことで風通しがよくなりカビ対策になります。また、一度入っているものを全て出して、アルコールで拭き掃除をすることをおすすめします。 アルコールを布に付けて、カラーボックス全体を拭いていきます。拭いたあとは完全に乾かしてからモノを入れます。この際に必要なモノ以外は全部処分して、これから先使うものだけをカラーボックスに収納するようにして、なるべく余白を作りましょう。