「どの家にもある食品も、あの家具も危険だった!」 梅雨シーズンこそ絶対にやるべき【カビ・ダニ対策】
最もカビが生えやすい「お風呂場」はどうする?
カビは高温・多湿・栄養を好むので、お風呂場は最もカビが生えやすい場所でもあります。お風呂場の場合、カビの栄養になるのは湯垢や石けんカス。それらをこまめに掃除をしなければいけないのですが、掃除をしやすくするためにも、不要なモノを減らすことが大切です。 まず、カビの生える対象となるものを徹底的に減らして掃除をラクにしましょう。 我が家の場合ですが、お風呂のおもちゃが多かったので三分の一に減らしたり、使わずに置きっぱなしになっていたボディタオルなどを処分しました。それから、お風呂に付いていた棚を全て取り外し、お風呂のフタを使わない生活をしています。お風呂の棚の裏側は水が溜まり、掃除も行き届かないところなのでカビが生えやすい場所なのですが、棚自体を取ったことで、カビの心配がなく掃除もラクになりました。 そして必要なものに関しては、床に直に置くとカビの温床になるので、なるべく浮かせる収納をしています。 カビ対策には「汚れを落とすこと」と「湿度を下げること」が大切です。我が家の場合、掃除は翌日に持ち越さずに、最後の人が入り終わったらすぐお湯を抜いて掃除をしています。汚れは後になればなるほど落ちにくくなり、きれいにするのにさらに手間がかかってしまうのでなるべくすぐに掃除し、こまめに汚れを取り除くことが大切です。水分を拭き取り、窓を開けたり換気扇をかけることで湿度が下がり、カビ予防になります。
常温保存の開封済みの粉物にも注意!
小麦粉やホットケーキミックス、片栗粉など封を開けて使い途中のものはどのように管理しているでしょうか? もし常温で保存しているなら注意が必要です。 ダニが活発になるのは、湿度60%以上、気温が25度~30度です。まさに梅雨の時期はダニが発生しやすい環境になることが多いです。食品にダニが発生すると調理したときに加熱されるのでダニは死滅するのですが、そのダニの死骸を食べることでアレルギー症状を発症してしまう可能性もあり危険です。私はお菓子作りにハマった時期に、色々な種類の小麦粉を買って使っていたのですが、封を開けても使い切れずに半年以上放置していたものがありました。もったいないと思ったのですが、健康には変えられないので処分しました。 一般的に開封後の賞味期限は常温保存の場合は1~2ヵ月となりますので常温で何ヵ月も放置しているものがあったら処分しましょう。 そしてこの梅雨の時期は、粉物は高温多湿を避け、ダニがわきにくい冷蔵庫や冷凍庫で保管することをおすすめします。