プロが指南!部屋をチープに見せるかもしれない、NGインテリア10
間に合わせの代用品
「私もお買い得品は大好きですが、自宅が大型スーパーのようにならないために、ちょっとしたコツを取り入れています」と話すのは、ベサニー・アダムス・インテリアのベサニー・アダムス氏。 「“質の悪い”ものよりも“少ない”方がいいという考えです。たとえば、シルクのカーテン生地を買う予算がないからといって、安いポリエステルのカーテンで代用するのはやめましょう。本物を買うお金が貯まるまで、窓はむき出しのままにしておけばいいのです」
時代遅れの照明
美しいアンティークやヴィンテージの家具は人気が高いものの、古い照明器具の中には空間をシックではなく、時代遅れに見せてしまうものがある。 ケリー氏は、「古くて味気ない照明器具は、インテリアの雰囲気を台無しにしてしまいます」「ほこりっぽいシャンデリアや、90年代の真ちゅうのウォールライトなどは、そろそろ手放しましょう」と語る。空間を明るく照らし、ムードや雰囲気を演出する、控えめで重層的な照明に刷新しよう。
セット売りの家具
オードリー・シェック・デザインのオードリー・シェック氏は、「家具をセットで揃えるのはたしかに効率的な方法ですが、多くの場合、部屋が単調な雰囲気になってしまいます」「そのかわりに、ウッディな色合いや仕上げを取り入れることで、視覚的な変化を加えましょう」と語る。 そのほかにも、アンティークやヴィンテージの家具を新しいアイテムと並べることで、落ち着いた雰囲気を演出するのもおすすめ。
色の多用
色は素晴らしい要素になるいっぽうで、部屋の中にたくさんの色を寄せ集めたりバランスに欠けた大胆な色を使ったりすると、落ち着かない印象を与えることがある。 アダムス氏は、「私はカラフルなインテリアで知られていますが、適切な予算やデザイナーのアドバイスなしで色を多用するのは間違いです」と言う。 すべての壁を白く塗る必要はないが、配色はバランスよくまとまっている必要がある。
部屋に合わないサイズ感
部屋に家具を置く際バランスをとるためには、サイズ感が重要だ。 「私が最もよく目にする間違いは、空間に対して小さすぎるラグを選ぶことです」「大きなラグを敷くことで部屋がゆったりとして見え、視覚的に空間を広く見せることができます」とシェック氏は言う。